ジェイズ・バー

ジェイズ・バー シングル・モルト・ウイスキーを品揃えのメインにしたバーです。

ウイスキーを愉しむために知識は必要ありません。「感じる身体」があれば十分です。グラスの中のウイスキーはあなたに様々なことを感じさせてくれるでしょう。

違いとは「分かる」ことではありません。まず「感じる」ことです。
あなたはウイスキーから様々なことを感じてしまうでしょう。
そして、「感じる」ことを繰り返すうちに「分かる」ようになるものなのです。

ウイスキーから色んなことを感じられて、そのことを愉しめるようになったら、人生そのものが愉しくなると思いませんか?

ウイスキーの周りに集まろう。

今月13日に参加の募集が締切となるため、重ねてご案内させていただきます。蓮村氏、ジェイズ・バーにゆかりのある皆さまはもちろん、イベントや動画でご存知の方や、ジェイズ・バーに関心を寄せていただいている方にもお集まりいただきたいと考えております...
02/05/2024

今月13日に参加の募集が締切となるため、重ねてご案内させていただきます。

蓮村氏、ジェイズ・バーにゆかりのある皆さまはもちろん、
イベントや動画でご存知の方や、ジェイズ・バーに関心を寄せていただいている方にもお集まりいただきたいと考えております。

池袋ジェイズ・バーは5月12日に三十周年を迎えます。

蓮村氏を盛大にお見送りすると共に、築き上げた意志を継ぎ、新たな時代へと繋いでいく場ともさせていただきたく存じます。

ご多忙中の中とは存じますが、多くの方にご参集いただけましたら嬉し思います。

【ご参加】https://ultimatespirits.jp/shopdetail/000000005986

また、会の最中に蓮村氏の思い出をスライドにて上映したいと考えております。
お手持ちに、蓮村氏とのお写真がありましたら、GooglePhootoより、共有して頂けましたら幸いです。

https://photos.app.goo.gl/rrWVD71sBKQZkjpZ7

03/09/2022

スタッフを募集しております。

現在、池袋ジェイズ・バーではスタッフを募集しています。

時給:1,250円
出勤日:毎週2日以上出勤可能な方
出勤時間:12時から24時まで(6〜8時間/日)
交通費:支給

内容について、もう少し丁寧に説明します。

まずは店内の掃除から始まり、開店準備を整えられるようになって下さい。そして、京子ちゃんがお休みの日に、蓮村が出勤するまでの数時間1人で店番ができるようになればそれが1つ目のゴールです。

あなたの成長に合わせて、次のゴール、その次のゴールを設定していきます。もちろん、それらをクリアするごとに給料は上がります。

未経験者は全く問題ありません。むしろ、経験のなさを謙虚に受け止めていただける方を尊重しますし、不遜な経験者なら希望しません。池袋ジェイズ・バーで働くことを楽しんでください。

もうひとつ条件を追加するなら「ウイスキーに興味がある人」。
興味があれば結構で、必ずしも「知識」は必要ありません。

入荷したすべてのウイスキーはスタッフ全員で試飲しますから、少しづつ着実に経験値は上がります。あなたが楽しく働くなら、やがて「知識」は身につくでしょう。

もちろん、独立志向のある方も大歓迎。

そんな方に池袋ジェイズ・バーは多くの学びのある職場となるでしょう。また、経営者としての日々の業務、蓮村の経営方針・理念など役立てて頂ければ嬉しく思います。

①蒸留所の名前を3つ以上知っている。
②ウイスキーをストレートで飲んで「美味しい!」と思ったことがある。
③ウイスキーについて、誰かと気軽にお喋りがしたいと思っている。

以上、3つの質問にすべて「Yes」と答えられるならあなたも有資格者です。

今回はアルバイトの募集ですが、長く働く気持ちのある方を募集します。勤務日・勤務時間などには、できる限り希望に寄り添いますが、週に5日以上勤務できるならさらに待遇は改善されます。

即戦力として「今すぐ売上を上げてもらうこと」を僕はまったく期待していません。当然ですが、あなたより優秀なバーテンダーはいくらでもいるでしょう。

あえて言うなら、僕が望むのはあなたが未経験であること。経験者であることは問題ありませんが、経験者であることで優遇されることもありません。

大切にして欲しいのは、ウイスキーに詳しくなることより、お客さんに関心を寄せること。初めて出会う人ばかりでしょうから、警戒心を抱くのは不思議なことではありませんが、お客さんを怖がらないこと。

お客さんが店に入って来たら「いらっしゃいませ」と言って、一旦落ち着いて考えて下さい。「この人は何をしにここへ来たのだろう?」と。その答えを形にして提供するのがサービスなのです。

そのサービスに価値は生まれ、その対価として僕らはお金をいただいています。それは、30年以上もこの仕事を続けて来た僕が今でもやっていること。

お客さんはみんな、目的を持って店にやって来ます。確かに、牛丼が食べたくてやって来る人はいないし、カラオケを歌いたい人も来ないし、当然だけれど、僕らには肩こりは治せない。

だから結局のところ、似たような目的を持ってジェイズ・バーに来るけれど、それらのひとつひとつは、ちょっとづつ違う。その「ちょっとづつの違い」に注目できない人に良いサービスは提供できない。

僕はそう考えています。

僕の考え方を理解できない人はいるだろうし、納得できない人もいるでしょう。だけど、「反論するなら対案を出せ」というのが僕のやり方なので、あなたに対案が生まれることは素晴らしいことでもあります。

あなたにやりたいこと(つまり対案)が生まれたら、その結果、僕らは袂を分つことになるかもしれませんが、そのこと自体は不幸ではありません。ジェイズ・バーでのあなたのキャリアが価値のあるものであることを願うばかりです。

僕は「人が働く」ということを次のように考えています。

作業 < 仕事 < 商売 < 経済

どんな人もその始まりは、目の前の作業から。自分の役割を理解し、全体がどのように機能しているかを理解できるようになることが仕事。ヒト・モノ・カネ、そのリソースの配分を考えながら利益を上げられるようになることが商売。

作業というのはとても具体的なことです。仕事 → 商売 → 経済とより大枠で物事を考えられるようになる。ひとつの視点・切り口に執着せず、軽やかに抽象度を上げて考えられるようになることもまた成長。

されど、「神は細部に宿る」。
僕の好きな言葉です。

ですから、世の中の経済状況や動きやその流れ、自分たちの商売が全体の中でどのような存在なのか、どのように社会貢献できているかを考え続けていくことを大切に考えます。

さて、あなたのジェイズ・バーでの第一歩は「作業」から始まります。それはとても具体的なことですが、やがてあなたが、立派な仕事人、商売人になってくれることを僕は望みます。

そして、繰り返しになりますが、あなたの中で対案が生まれ、それがジェイズ・バーにいてはできないことであるなら、僕とあなたの師弟関係はそのままに、僕はあなたを祝福して送り出したいと思うのです。

ちょっと長くなりましたが、僕はそんな人と一緒に働きたいと考えています。

さて、最後にひと言だけ。

僕は「褒めて育てる」という人材育成法を採用しません。もちろん、感謝の言葉を忘れないよう心がけています。驚きと共に賞賛の声を上げることもあります。だけど、「褒めないと育たない人」というのはしばしば、褒めてくれる人の精神的奴隷になってしまいます。

池袋ジェイズ・バーは命令通りに動く奴隷の労働力を必要としていません。目の前の具体的な作業から始まり、将来は自分の頭考え意思決定ができるような人に育てるのが僕の仕事です。

毎日の営業は「ライブ」のようなもの。同じ演者が集まっても、舞台や小道具やゲストの違いで、その中身は同じものになりません。その空間と時間の中を軽やかに振る舞えるようになることがあなたの少し先の目標です。

もうひとつ(笑)。

「今を生きる」という態度はとても大切ですが、それだけだと「場当たり的」になってしまうこともあります。そうならないために必要なことが「目標」なのだと思います。

気軽にご連絡をいただければと思います。
履歴書などは必要ありません。
お話を聴かせて下さい。

「募集期間はいつまでですか?」と聞かれれば、
「良い人に出会うまで」と答えます。

ご連絡はお電話で結構です。
0339848773

忙しい時は電話対応が難しいこともございます。
TwitterのDMでご連絡いただけると助かります。

よろしくお願いします。

池袋ジェイズ・バー
店主 蓮村

11月15日(金)の営業につきまして、お知らせ。今週末の11月15日(金)に池袋ジェイズ・バーにて2つのイベントを開催させていただくことになりましたのでご案内いたします。① AQUAVITAE / The Guest Tasting 完全招...
13/11/2019

11月15日(金)の営業につきまして、お知らせ。
今週末の11月15日(金)に池袋ジェイズ・バーにて2つのイベントを開催させていただくことになりましたのでご案内いたします。

① AQUAVITAE / The Guest Tasting 完全招待制
・20時30分から21時30分まで貸切での営業となります。
② グレンファークラス ジェイズ・バー&信濃屋 テイスティング・イベント
・21時40分から

11月15日(金)はいつもの通り18時から営業を行いますが、ご注意頂きたいのは20時30分から21時30分までの1時間は貸切での営業となります。

台湾のボトラー AQUAVITAEのアレン・チェン氏をお招きして、完全招待制のイベントを行わせていただくこととなりました。

大変ご不便をお掛けいたしますが、20時30分から21時30分までの1時間は、ご招待させていただいたお客様以外は入店できません。ご了承下さいませ。

11月15日(金)
18時00分 通常営業
20時10分 注文締め切り
20時30分 招待客以外のお客様はご退席いただきます。
21時30分 通常営業再開
21時40分 グレンファークラス 1999 イベント開始

なお、11月15日(金)は終日「グレンファークラスがお買い得な夜」とさせていただきます。

18時00分から20時10分まではハーフショット500円。
21時30分以降は「3杯セット」対象商品とさせていただきます。
21時40分から、信濃屋銀座店の店長の堤さんをお招きして、今回僕らが選んだグレンファークラス に対する熱い思いを語っていただく予定です。

皆様のご来店をお待ちしております。

AQUAVITAEの情報はこちら
https://www.sakedori.com/s/shinanoya/introduction/137507.html?preview
https://www.sakedori.com/s/shinanoya/introduction/144296.html?preview

グレンファークラス 1999 - 2019 OB / ジェイズ・バー&信濃屋 25周年記念の情報はこちら
http://blog.livedoor.jp/malt_samurai/archives/51718102.html

詳細・お問合せはこちら
信濃屋 銀座店
https://shinanoya.co.jp/shop/ginza.html
信濃屋 池袋店
https://shinanoya.co.jp/shop/ikebukuro.html

グレンファークラス 1999 - 2019 / OB ジェイズ・バー&信濃屋銀座店 25周年記念ウイスキーの主役は麦なんじゃないかと思うことがある。もちろん「それだけではない」ことは事実だし、そんなことを言えば異論があるだろうことも認めざる...
07/11/2019

グレンファークラス 1999 - 2019 / OB ジェイズ・バー&信濃屋銀座店 25周年記念

ウイスキーの主役は麦なんじゃないかと思うことがある。

もちろん「それだけではない」ことは事実だし、そんなことを言えば異論があるだろうことも認めざるを得ない。僕はそれに反論するつもりはないけれど、それでもただ、素朴な麦の味わいのあるウイスキーを好きだと言いたいだけのことなのだ。

もう一年以上も前の話だけれど、池袋のジェイズ・バーに来店した信濃屋の堤君と話をしていたら、「来年(2019年)は池袋ジェイズ・バーとウチ(信濃屋銀座店)は25周年を迎えるんですよ」と知らされた。

「じゃあ、来年は一緒に何かやろうか?」となった訳だ。
物語の始まりなんて、いつだってそういうものなのだと思う。

きっかけを見つけて、そこに未来を感じ、それを丁寧に育て膨らませる意志と能力と情熱を持つなら、誰にでも新しい何かを生み出すことが可能だ。

すべてを持つ者などどこにもいない。もちろん僕には欠けたところがたくさんあって、足りないパーツを持つ人々が必要だ。僕は堤君を必要として、そして、僕らはチーム組むことになった。

改めて、チームの司令塔として能力を発揮してくれた堤君に感謝をしたい。付け加えるなら、彼の美意識の高さがこの物語を完成させたことを皆様にもご報告したい。

僕らにはまだまだそれ以上のサポートが必要で、ありがたいことに、僕らの周りには次々と僕ら協力してくれる人達が集まってくれた。足りないものを知り、それを望むのもまた能力のひとつだ。

僕らは何度も協議を重ね、それぞれの思いや、互いのウイスキー感、今回取り扱うこの蒸留所のウイスキー全体の中でのの立ち位置をどう理解するか?あるいは、マーケットの求めるグレンファークラスとは?なんてことを十分に意見交換し擦り合わせていった。

それは僕にはとてもスリリングな時間で、でも、側から見れば「焼鳥屋でハイボールを飲みながら楽しそうに喋ってるオジさん」でしかなかっただろうことは想像に難しくない。

ひと樽のウイスキーを瓶詰めすることは物語なんじゃないかと思うことがある。

この件に関しては、僕は異論の存在を認めても、いささかの反論をも受け付けるつもりはない。僕は今回のこのエキサイティングな仕事を「そのように愉しんだ」ということなのだ。

僕は今のところ物語作家としては寡作であるけれど、意志と能力を情熱で動かした結果、素敵なウイスキーを瓶詰めすることができたと思う。

20世紀最後の年に蒸留されたスピリッツは、平成のうちにウイスキーとなり、新しく令和の御代になり瓶詰めされた。堤君は銀座店の店長となり、互いにプライベートではいくつかのできごとがあり、そんなこともこの僕らの物語に彩りを与えてくれた。

グレンファークラス蒸留所が、僕ら飲み手にとってのビッグ・ネームであることは明らかだろう。名のある者は思いを集める。それぞれの飲み手に、それぞれのグレンファークラス 「らしさ」があり、「あの時の」グレンファークラス がある。

どんなウイスキーにも「嗜好品としての面白さ」がある。僕はそのことを手放しで歓迎する飲み手だが、そうであるが故の難しい問題が存在する。

「良し悪し」や「正誤」、ましてや「善悪」で判断を下すなら、事態はマジョリティによって評価されるだろう。ところが嗜好品であるウイスキーは「好き嫌い」を軸に動いて行く。ウイスキーの好き嫌いは多数決で決することができない。

もちろん、多数派を構成することは可能だが、ウイスキーが嗜好品であることを前提に考えるなら、飲み手の思いはそれぞれであり、それらがひとつになることはないのだ。

自らに思いが生まれ、相手にそれがあることを感じて、理解し、共感できることもあるが、理解できても共感できないこともあり、相手のそれを感じることすらできないこともある。

それらの思いを「善悪」で切り取ろうとすれば争いが起こる。どんな時も、正義は悪に対峙するのではなく、もう一方の正義とぶつかり合ってしまうのだから。

飲み手ごとに飲んだウイスキーの数、期間、時代は異なる。つまり、ウイスキーに向き合う僕らは、それぞれに違う切り口を持っている。対象となるものが同じでも、その切り口が変われば、同じものの断面が違って見えるのは当たり前のこと。

大切なのは自分の切り口を持つこと。

若い飲み手のその切り口が未熟であることに何の問題があるだろう。20代の飲み手も「90年代蒸留」のウイスキーを飲むことが可能だが、「90年代に」ウイスキーを飲むことは不可能だったはずだ。

どんな人も生まれ年のウイスキーが飲めるようになるのは、大人になってから。小学生にウイスキーを飲ませる訳にはいかない。

もしもあなたが「90年代から」ウイスキーを飲んでいたなら、あなたの語る「昔は良かった」という言葉が彼ら若い飲み手をどれほど切なくさせるか、思いを巡らせて欲しい。

ウイスキーのすべては「やがて失われて行くもの」なのである。

もしもあなたが若い飲み手なら、これからもウイスキーを飲み続けて行くことだ。あなたが経験した「90年代蒸留」のウイスキーを20年後の若い飲み手が経験することは難しいだろう。

20年後にあなたが熟練を重ねた飲み手になった時、未熟な飲み手に優しい気持ちで接して欲しい。それは、あなたが「してもらえなかったこと」かもしれないが、あなたがそれを「してあげたい」と思うなら、僕はそれを嬉しく思う。

昨今のウイスキー事情に、居心地の悪さを感じるオジサンたちの気持ちを理解できない訳ではない。確かに「昔はラクだった」のだ。かつて、その愉しみは「知る者の少ない、ささやかな」愉しみであったのだから。

ストックとコネクションに勝るオジサンたちが、若者に情報戦で劣る時代が到来しているのだと思う。

「昔は良かった」かもしれない。しかしそれは「未来は良いはず」という思いと対立する概念ではない。たったひとつだけ真実があるとするなら、2019年蒸留で20年熟成のグレンファークラスを、僕らは誰も飲んだことがない。ということだ。

若い飲み手は自分の未熟さを卑下することはない。ウイスキーが解釈を愉しむ遊び でもあるとするなら、どんな時代にも新しい切り口は必要だ。他人と違う切り口を持つことはおかしなことではなく、誇らしく思えることなのだ。

「答えを下さい」と彷徨うゾンビのような消費者に成り下がってはいけない。正解は選ぶものではなく作るものだから。それを作るのは、あなたの持つ切り口であり、ウイスキーと向き合う姿勢だ。

また、いつものように話が長くなってしまったけれど、もしも僕らに思いがあるなら、僕らの未来を変えて行くことは可能だ。

あなたの思うグレンファークラス 「らしさ」と、僕のそれが違うだろうこともまた おかしなことではない。

ただ、僕が少し不自由に思うのは、あなたが思う「らしさ」が、あなたの中で「こうあるべき」に変わる瞬間だ。僕はそれを、とても窮屈だと思う。他人の話に耳を傾けず、自らの正義のみを振りかざす人があまり好きではないから。

僕は今回のこのグレンファークラスを、僕の中の「らしさ」から少し外れたグレンファークラスにしたかった。繰り返しになるけれど、僕の切り口は「ウイスキーの主役は麦なんじゃないか」という思い。

僕自身、王道感のあるグレンファークラス とは思わない。ただ、主流から外れた傍流にも素晴らしいものは存在する。これはそんなグレンファークラス であると感じるし、ひと言で説明するなら麦チョコなのである。

それが、僕と堤君が世に送り出したかったグレンファークラス なのである。

そして、このような物語を背景にして、僕が瓶詰めしたかったグレンファークラス。僕とあなたの間にウイスキーがあるなら、僕らはウイスキーによって結ばれるだろう。

朗らかなウイスキー。穏やかな香り立ち。焦がしたトーストの香ばしさ。麩菓子。黒糖のアクっぽい甘さ。ザクロとカカオパウダー。酸味の少ないプラム。ダークチョコレートとヤニっぽいビター。
口に含んで、艶っぽいチョコレートケーキ。カステラの香ばしさと優しい膨らみ。苦味のあるかりんとう。コクのあるモルティ。ローストしたアーモンド。麦わら。
フィニッシュにバナナの皮の粉っぽい甘さ。ハニー・マスタード・オニオンと汚れたバニラ。テーブルの上のほうれん草とバジル。微かに、ではあるが、カシスを加えた紹興酒。

侍通信  #10 あしがくぼウイスキー学校 入学生募集!10月29日(火)〜10月30日(水)1泊2日の日程で「あしがくぼウイスキー学校」を開校します。新着動画 公開しました!https://youtu.be/K2CmzaKhneI僕らがウ...
03/10/2019

侍通信 #10 あしがくぼウイスキー学校 入学生募集!

10月29日(火)〜10月30日(水)1泊2日の日程で「あしがくぼウイスキー学校」を開校します。

新着動画 公開しました!
https://youtu.be/K2CmzaKhneI

僕らがウイスキーの魅力に気付くのは、ウイスキー「そのもの」に心動かされるからなのだと思う。ウイスキー好きなら誰にでも、ウイスキーに何かを感じた瞬間というものがあるはずだ。

いくつかのウイスキーを飲むうちに、その違いを感じ、好き嫌いが生まれ、新たなる未知の領域があることを知り、その場所に足を踏み入れ、世界の広大さを思い知らされ、時に怖れを抱き、さらに野心が生まれることもある。

「どうやら知らないことがあるようだ」という疑念が生まれない限り、「それを知ってみたい」という思いは生まれない。

製麦 → 粉砕 → 糖化 → 発酵 → 蒸留 → 熟成

ざっくりと説明するなら、ウイスキーの製造工程とはそのようなもの。
僕らはぼんやりとそれらのことを「知識として」知っている。
僕らはそれらのことを資料や文献から「知識として」知るようになる。
もちろん、それは「知識として」間違っていない。
しかし、当然「それだけ」ではない。

例えば蒸留所に見学に行って、「知識として」手に入れたものと現場の様子を眺めて比べれば、ある種の知見が生まれるだろう。
しかし、当然「それだけ」ではない。

ウイスキーとは生産された製造物である。
生産者がいて、僕らは消費者に過ぎない。

僕らが消費者であることを前提として、「生産者に何の関心も寄せなくとも、ウイスキーを愉しむことは可能だ」という意見があるなら、僕はそれに反論はしない。

しかし、あなたが、「少しでもリテラシーの高い消費者でありたい」と願うなら、あしがくぼウイスキー学校に興味を持っていただきたい。

概論ではなく、各論へ。
マクロの視点を持つ講師にミクロの視点で語ってもらう。
そんな授業が用意できたと思う。

それだけではない。
そんな講師陣があなたの目の前にいる。
フリースペースでフリーテイスティングをしながら、そんな人たちに気軽に話し掛けることができる。

詳しい説明はこちら
↓↓↓↓↓
https://youtu.be/K2CmzaKhneI

昭和の終わり頃からウイスキーを飲み始めた僕が、バーテンダーの仕事に就いたのは平成元年。平成のほとんどをウイスキーと過ごし、時代は御代がわりを迎え、令和元年5月12日、本日、池袋ジェイズ・バーは25周年となりました。25年という歳月に、僕自身...
12/05/2019

昭和の終わり頃からウイスキーを飲み始めた僕が、バーテンダーの仕事に就いたのは平成元年。平成のほとんどをウイスキーと過ごし、時代は御代がわりを迎え、令和元年5月12日、本日、池袋ジェイズ・バーは25周年となりました。

25年という歳月に、僕自身、喜びと驚きを感じるが「何故25年続いて来たのか?」と問われるなら、答えは「お客さんが来てくれたから」ということでしかない。

「何故お客さんは来てくれたのか?」と問われるなら、僕が「価値を提供してきたから」と答える。

では「その価値とは何であるか?」と問われるなら、その答えは「ひとつではない」という意味において難しい。もちろん、ウイスキーはその答えのひとつではあるが、それだけではない。

人生にはウイスキーより大切なことはいくらでもある。そして、僕はウイスキーより飲み手である「あなた」に関心を寄せるバーテンダーだ。

目の前のこの一杯のウイスキーが「どんなウイスキーであるか?」ということ。そして、あなたが「どんな飲み手であるのか?」ということ。このふたつを合わせて考えられるようになることが仕事なのだと考えている。

僕が目的とするのは「あなたが心地良いと感じるウイスキー」。僕が生み出せる価値があるとするなら、そういうことだ。その体験を僕は重要と考えている。

ウイスキーに関心が高い人たちは、そのスペックやトレンドや、マーケットそのものに詳しくなって行くが、時々、飲み手である自分自身を忘れてしまうことがある。

自分を取り戻すために、人は誰かと話をすることが必要で、僕はその意味において機能的でありたいと考え続けて来た。

結果はどうあれ、どんな時も原因より目的を優先して未来を考える。それが僕のスタイルだと自負している。

「原因追及して問題解決」よりも「目標達成」。問題は足元に転がっている。だけど、目的地に到着したなら、足元の様子は一変している。

多くの場合、人は変化を望まない。放って置けば延々と現状維持を狙うのが人なのだとも思っている。ただ僕は「現状維持は衰退」と思いながら日々生きている。

僕は、元来がひとつの場所に留まることが苦手なのかもしれない。

足元ばかり気に病んでいたら、どこへも動くことができなくなる。人は自分が注目しているものから目が離せなくなる。「問題解決」の美名は、変化を望まない人を視野狭窄に陥らせることがある。

「この場所」を改善するより、「この場所」を離れた方が快適に暮らせることがある。

平成のすべてをバーテンダーとして池袋で生きた。人生の中で何度も住む場所を変えてきたが、平成の世の30年と数ヶ月、池袋は僕にとって一定の場所として最長期間だ。

お店というのは場所が必要だ。人は集まる場所を必要としている。確かに、結果として、僕は自分の場所を池袋から他に移すことは難しいだろう。

毎年正月に少しだけ長いお休みを頂いて、その年のことを考えるようにしている。長らく続いた習慣で、ただし、うまく行く年もあれば、そうでない時もある。

昨年の正月、つまり平成30年の正月のこと、「来年はジェイズ・バーも25周年を迎えるのだな」と思いを巡らせた。そしてその時、ふと「50年を目指そう」と思うに至った。

現在のジェイズ・バーにも25年という歴史の重みがあるのかもしれない。僕がその重さを自分で計ることは難しい。だから、これから先の25年の重さがどのくらいのことになるのかも良く分からない。

ただ、我ながら、随分と遠いところに目的地を定めたな、とは思う。

だけど、今から25年前、僕はそのイメージを形にして池袋にジェイズ・バーを立ち上げた。25年前、僕はジェイズ・バーの今の形をイメージすることはできなかったが、令和元年の僕は25年後のジェイズ・バー50周年をイメージしたいと思う。

場所を変えることは難しいが、やり方を変えていくことは十分に可能だ。時代が変化していくなら、場所を変えることが難しい僕は、やり方を変えて行くべきなのだ。

その目的であるジェイズ・バー50周年のために。

これから先25年、あなたが通えるバーが池袋にある。

池袋ジェイズ・バー。GW 10連休 毎日「ちょっと早めから」よろしくお願いします。
27/04/2019

池袋ジェイズ・バー。
GW 10連休 毎日「ちょっと早めから」
よろしくお願いします。

池袋ジェイズ・バー
GW 営業のお知らせです!
もちろん、休まず営業。
毎日「ちょっと早め」。
4月30日(火)だけ、ご注意を!

池袋ジェイズ・バー GW 営業のお知らせです!もちろん、休まず営業。毎日「ちょっと早め」。4月30日(火)だけ、ご注意を!
27/04/2019

池袋ジェイズ・バー
GW 営業のお知らせです!
もちろん、休まず営業。
毎日「ちょっと早め」。
4月30日(火)だけ、ご注意を!

ブナハーブン 1967 - 2010 43YoTWA プライベート・ストックEX-Sherry Hogshead , 139bottles , 40.5%本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。今年の営業は大晦日の今夜が最...
31/12/2018

ブナハーブン 1967 - 2010 43Yo
TWA プライベート・ストック
EX-Sherry Hogshead , 139bottles , 40.5%

本年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

今年の営業は大晦日の今夜が最終日となります。

午後4時から、年が明けて深夜1時頃閉店の予定です。

新年は正月1日から営業いたします。
年中無休の池袋ジェイズ・バーであります。

1月1日(火)から1月6日(日)までは午後3時からの営業となります。
早い時間から池袋界隈をブラブラしている方、お待ちしております。

例年のことでありますが、お年玉用にご用意したウイスキーを大晦日から開封します。今回はブナハーブン。1967ヴィンテージ。2010年瓶詰めですから、もう8年前のことでありますな。

美味しい日本酒も何本か届きそうです。
ちょっとしたおつまみも用意しました。
遅い時間は軽い宴会気分で営業します。

皆様のご来店をお待ちしております。

「3杯 + 1冊セット」年の瀬も押し迫り、やっと3本揃いました。ウイスキー・ライジング。まだ読了してませんが、良著です。エピソードの繋がりがストーリーになる。この本は日本のウイスキーの物語なのだと思った。著者のステファンさんは丁寧にそれらの...
29/12/2018

「3杯 + 1冊セット」

年の瀬も押し迫り、やっと3本揃いました。

ウイスキー・ライジング。まだ読了してませんが、良著です。

エピソードの繋がりがストーリーになる。この本は日本のウイスキーの物語なのだと思った。著者のステファンさんは丁寧にそれらのエピソードを紡いで、上手にストーリーテリングをしてくれている。

僕らは日常的に1日にいくつかのウイスキーを愉しむけれど、1杯のグラスの中にエピソードがあるなら、何杯かのウイスキーを飲むことは物語を紡ぐことなのかもしれない。

この3本のウイスキーの中には4種類の蒸留所のウイスキーが含まれている。そして、1冊のウイスキー・ライジング。

「3杯 + 1冊セット」
7,000円でお願いします。

この3杯だけなら3000円。

グレン・マレイ 1996 22Yo ザ・パーフェクト・ノーズ J’s Bar & Whisky FindBourbon Barrel , Cask No.7845 , 200bottles , 52.0%新しく僕らが瓶詰めしたウイスキーを紹...
27/12/2018

グレン・マレイ 1996 22Yo
ザ・パーフェクト・ノーズ J’s Bar & Whisky Find
Bourbon Barrel , Cask No.7845 , 200bottles , 52.0%

新しく僕らが瓶詰めしたウイスキーを紹介したい。

一般販売は年明けになりそうだが、先行して池袋ジェイズ・バーに1本だけボトルが届きました。

グレン・マレイらしい穀物の香ばしい甘さを下地にして、オレンジとカスタードクリームの甘さが特徴かな。

この樽を選んだ時に書いたテイスティング・ノートが、花の蜜。グレープフルーツのワタ。小さな白い花。微かに香木。ローストしたカシューナッツの上にハニー・マスタード。マロングラッセ。樽由来のオーキーなスパイシー。ゆっくりとシュークリームの皮の向こうから感じるカスタードクリーム。

って感じだったから、今後そんな風に展開していくと思う。

先行テイスティングということで、この1本がなくなるまで「3杯セット」の対象商品とさせてもらおうと思う。

ありがたいことに皆さん気にしていただいているようで、すぐになくなってしまうと思う。

お早めに!

よろしくお願いします!
03/09/2018

よろしくお願いします!

グレングラッサ 1974 - 2011 37Yo
OB / The Masters’ Distillers’ Selection
Sherry Cask , 470bottles , 56.0%

北米向け、750mlボトルでの瓶詰。2011年というのだから、もう7年も昔の話でありますな。北米で余ってて日本に流れて来た。みたいな話でちょいと話の盛り上がったグレングラッサだったと覚えている。

750mlって何だか少しだけお買い得感があって嬉しいみたいな話はよく聴くけど、僕らバーテンダーにとって750mlボトルってのは、「手に取った時のサイズ感」が気になる存在なのでありますな。

まぁ普通の700mlボトルに比べると、太い。

普通の人は気付かないかもしれないけれど、毎日利き手でウイスキーのボトルを握っている僕らには、ちょっとハッとさせられる違和感がある。

750ml - 700ml = 50ml

な訳で、その違和感とともにお買い得感を再確認することになり、ちょっとだけ「ニヤリ」としてしまうことがある。

もしもあなたが、池袋のジェイズ・バーでこのグレングラッサをオーダーして、僕が「ニヤリ」としていたら、「あぁなるほど、そういうことか」と思って頂いて結構であります。

ひと昔前に比べると、素材のガラス自体の厚みも薄くなって来ているけれど、それでも毎日手にする僕らには確実に感じる違いなのでありますな。

当時も当然、その中身に対する評価が高かったグレングラッサでありますが、僕としては「漂白した割り箸系ウッディ」がちょいと(ネガティヴな意味で)気になったところがあったのであります。

評価の軸になるのは「シェリー感」と「トロピカル感」であると考えられるグレングラッサでありますが、どちらもその点に関してはGJ!であります。

シェリーとトロピカルの調和のようであり、拮抗でもあり、劣勢ながら対抗するトロピカルのようであり、遂には最大勢力たるシェリー勢の軍門に下りつつ、その存在感ゆえ一石を投じるトロピカルであり。

まぁ、少数勢力たるトロピカルが生き残りを図り、シェリー勢と同盟関係を結んだ。と思われるグレングラッサでありますな。

そうそう、言い忘れるところでしたが、先程お伝えした「漂白した割り箸系ウッディ」でありますが、瓶詰から7年の時を経て、すっかりいい子になっております。

当然僕も、7年前、かつての印象がありましたから、そのやんちゃな子を探しながらテイスティングしてしまうのですが、まぁ驚くほど「どこにもおらんがな」という感じでありましたな。

シェリーとトロピカルの同盟関係。素直ないい子。素晴らしいウイスキーであります。

やんちゃなあの子を愉しめたのは7年前だけだったのね?ってのがちょいと寂しくもありますが、いたらいたで、また文句のひとつも言いたくなっていたんだろうと(笑)。

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