29/04/2026
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2026.4.25【SAT】
答えは出ているはずなのに、その大きな決断に対する揺れ動く気持ち。結婚式前夜。
「marriage blue」
ネガティブな感情を意味する言葉に受け取りがちだが、果たして本当にそうだろうか。
そもそも日本人が作った和製英語。
『青』(blue ブルー)という言葉の使い方に昔から疑問を持ってきた。
『青春』 『青空』 『青葉』、、
ポジティブな用途がある一方、
『青臭い』 『青二歳』 『青い理想』、、
少しネガティブに使われることも多い。
自分自身も青春時代、落ち込んだり悩んだ時に『(気持ちが)ブルー。』 マイナスの意味での使い方をした記憶がある。
そう考えると、「青(blue)」という言葉は紙一重にポジティブにもネガティブにも意味が反転する言葉なのかもしれない。
結婚式前夜。不安はある。だけど、それ以上に相手を想い、それでも一緒にいたいという心の根。 それと同時に、大人になること、責任を背負うこと、今の自分自身と真正面から向き合う時間。
そんな、己の未熟さを認めながら、大切な人と共に生きていく未来への『覚悟』の気持ちでもあるのではないだろうか。
それならば、「marriage blue」とは、とてつもなくポジティブな言葉でもある。
教え子の結婚式に出席するのも、左手の親指から順に顔を思い返していくと、いつしか両の手では足りなくなってきたが、新郎新婦ともに教え子という結婚式は人生で初めての経験だった。
挨拶の言葉を考える度、「人生における幸せとは?」 自分への問いかけから始まる。 おそらくそれは一生のテーマなのかもしれない。
心の物差しや価値観はそれぞれにある。だからこそ正解はない。自由だ。 もし、ここまで読んでくださった方が「幸せとは、・・・。」と考えてくれたなら、それが一つの答えなのである。
自分は心底感じている。
人生の幸せは「人」であり、「出会い」である。 ただし、「人」との「出会い」と言っても、偶然の出会いではなく、心が引き寄せた、必然の出会いだ。
必然の出会い。そう書くと誤解を招くかもしれないが、「出会い」というものは、実は出会う前から時間をかけて準備段階に入っているのではないだろうか。
自分の言動、行動、選択、生き方、心の在り方。。
他者への見え方ではなく、心の根っこの部分で一つひとつと丁寧に向き合いながら心と環境を整え、耕していくことで、偶然ではなく必然として、心が引き寄せてくれた、出会うべき人と巡り合う。 逆に言えば、出会わない人も必然である。
「運命の出会い」というものは、どこかミラクルが起きたかのように感じてきたが、出会うべき人との必然の出会いなのかもしれない。
数日が過ぎた今も余韻が残る。
マサトとノゾミ、心が優しく、熱く、誠実で、愛情深い二人の結婚式。 そんな二人と同じ、素敵な心の持ち主たちに囲まれた、「愛」がいっぱいに溢れる、美しくて豊かな空間だった。 それはきっと、二人の心が引き寄せた出会いだからこそ、あの日、あの瞬間、あんな最高の空間が生まれたんだろう。 本当に誇らしい姿だった。そんな姿を見て、ガヤ芸人みたいな相変わらず元気なアイツらが一番泣いていた。不器用ながら優しい人間。また更に好きになった。 森田先生の優しく見つめる眼差しがすべてを語っていた。
「今日の主役は自分たちではなく、来て下さった皆様です。」その言葉からスタートした『感謝』の気持ちが全面に溢れた彼ららしい披露宴。 そんな二人からたくさんのプレゼントをいただいたが、その中の一つ、会いたかったやつらの元気そうな顔を見ることができた。
二人が14歳の頃に出会い、あれから14年が過ぎた。今もなお、二人との関係が続き、これから先も一生応援したいと願うことができる。胸を張って家族だと言える。 こんな幸せなことがあるだろうか。
自分の心の在り方がこの『出会い』に繋がったのであれば、たまには自分自身を大いに褒めてやりたい。
「結婚、おめでとう。
幸せを、ありがとう。」
挨拶の時に小さく流してくれていたBGM。
MONGOL800 『 marriage blue 』
#串中