よるべ

よるべ 荻窪駅北口徒歩1分。
北口駅前商店街アーケード内。
たちのみ酒場「よ?

オジあるある、なんだけど。オジ連中とサシでもグループでも一緒に飲みにいくじゃない。たとえば焼きとり屋とかさ。そしたら途中で、ちょっと冷やしトマトいっとこうかな、とか何とかサラダ、とか何かの浅漬けとか頼みよる、たいていのオジ。栄養バランスを取...
20/09/2026

オジあるある、なんだけど。
オジ連中とサシでもグループでも一緒に飲みにいくじゃない。
たとえば焼きとり屋とかさ。
そしたら途中で、ちょっと冷やしトマトいっとこうかな、とか何とかサラダ、とか何かの浅漬けとか頼みよる、たいていのオジ。
栄養バランスを取ろうとしてるんだよなぁ。
もう!飲み屋で体調管理しようとするなよ。焼きとり屋なんだから焼きとりをツマミに酒を飲め。
サイドメニューはせめて鳥皮ポン酢とか卵焼きとか「とり」にしろ。そして野菜は家で食ってこい。体調管理は朝昼ごはんで各々でやってくれ。オレなんか朝ごはんで1日分の野菜もりもり食っとるわい。そして冷やしトマトなんか料理じゃないからな、そんな安易なもん頼むんじゃねぇ!店の思うツボだかんな、そういう簡単な体調管理オジ用メニューがあって、冷奴とかモズクもそうだよ、出すだけみたいな。そんなのに金出したくないし、そんなもので楽しい時間の胃袋の限られた容量(オジのリミットは低い)を取られたくないんだよー。
とは、実際にはオジ相手に口にはしないのだけれど。
いつもちょっと思うことなのでした。
09/13(日)
タカちゃん来てくれる。
棚まわり厨房まわりの漆喰塗りをお願いする。
この日のタカちゃんは快調さ、サクサク塗りススめて。
養生はしてるんだけどそれでもハミ出す漆喰が棚に触れると強いアルカリ性でみるみる木肌が赤黒く変色していく。わちゃー!あとでサンダーで削らなきゃ、タカちゃんも気をつけてやってるんだろうし、しょうがねえなって応急処置で濡れウェスで拭いていると、それクエン酸で消えるよ、だって。ん?ホンマかいな、さっそくSEIYUで購ったクエン酸の粉末を水に溶かして霧吹きで変色部分に塗布してみる。30分位でウソみたいにキレイになった。へぇー!聞くとタカちゃんもご自宅の漆喰壁の施工時にフローリングの床にコボしちゃったりして、その時に調べた対処法らしい。クエン酸でアルカリを中和するんだって。へぇー、オレは『削る』の一択だったな。勉強になるね。
作業あがりは楽しい飲み食い。駅前のもつ焼き屋へ。
タカちゃんがメニュー表に目を走らせる。わ、冷やしトマト頼みよった。あんたぁ、自家菜園でトマト作っとるじゃろうが。もう!
09/14(月)
カウンターいちばん奥の端に補強の板材をカウンターと同じ幅に天井までつなげて取り付け。床からカウンター面だけでなく天井まで延ばして強度を担保する。荻窪の時もそうだったけどカウンターの強度ってのはどこにどう取ればグラつきを抑えられるか、立ち飲み屋の構造のテーマなんです。
09/15(火)
カウンターの間柱に12mmの合板を床から立ち上げて貼っていく。これも強度を確保する構造のひとつ。
丸ノコ刃を交換して合板のカット作業。
カウンターを立ち上げたぶん作業スペースが狭くなってきたので現場のレイアウト変更したり。
09/16(水)
客席側の合板を入れ終えて入口側の端に補強の板をカウンター面まで立ち上げる。
かなりグラつきは抑えられた。あとはカウンター側の合板を入れて、それを床のフローリング材で押さえて、どうか。カウンターが5750mmもあるので真ん中あたりがまだ怪しい。それでもグラつくならば補強材を入れることになる。
工事はこの段階で阿部さんに連絡。
カウンターの中の電気配線工事と水道工事を依頼する。
日程は連休明けになるとのこと。
まあいいや。他にもやることいっぱいある。
先週に引き続き水曜の雨。
よし、と傘さして歩いて高円寺の『なみの湯』(はじめて)に向かう。
がーん、定休日。
2週続けて風呂キャン。
ガード下のビッグエーでチューハイとサンマの蒲焼缶を買って帰って、プシュッと抜いてパカンと開けて、雨音を聴きながら現場で組み上がっていくカウンターを眺めながらしみじみ。
09/17(木)
朝、ジムでひと風呂浴びてサッパリしてからカフェ仕事。
新たに購入する予定の厨房機器について選定。
ここに来て気づいたんだけど、当初の設計図には冷蔵ショーケースをカウンター下に配置するレイアウトにしていたんだけど、そのショーケース(荻窪では2階のストック用として使用)の高さは、カウンター面より50mm高い!入らない!ばか!
で、レイアウトの変更を考える。(そのショーケースはバックヤードに配置転換。やはりストック用)
午後、この日は軽い仕事をいくつか。
壁の棚にグラスの吊り下げ金具(もちろんリユース)を取り付け。10年以上の真鍮のエイジングがいい味だしてる。表面の光沢を出すようにピカールで磨いて。
下段の棚の化粧合板隠しの板貼り。
カウンターの骨組み、はみ出した合板をグラインダーで削る、など。
09/18(金)
カウンターの端から入り口につながる箇所の合板貼り。
カウンター下の腰板の材の板取りを計算する。
腰板貼り用のピン釘を発注。
腰板9mm合板12mm合わせて21mmにピン釘19mmで。
09/19(土)
朝、阿部さん来てくれる。
電気工事と水道工事の打ち合わせ。
カウンターのグラつきについて相談。
骨組みを掴んで前後に体重を掛けてみて。うん、このぐらいならヨシとしますよ、だって。ちょっとホッとする。
カウンター下の腰壁材の切り出し。
床面から670mmまで。高さは客席後ろの腰壁のツラと合わせる。
同じ長さの材の切り出しは押切り(スライド丸ノコ)の得意技。
切り終わって全部並べてみる。節のないキレイな木目の材から節あり穴空きの材までグラデーションで入り口側から。カウンター奥の方は寸法足らずで2枚を繋げる。より多くの目に触れるところから順にグレードを決めて並べるんだよ、こういうのって。
ピンタッカーと木工用ボンドを併用して貼っていく。
夕方、お客のチズさんジュンコさんが来訪。
阿佐ヶ谷でお客どうしの飲み会があるからどうですかって。うーむ、即答できず。行けたら行きますって見送って、2分後に片付けはじめた。
飲み会に顔を出すとみんなよるべでよく見た面々。
やっぱり楽しい!
こうやって時々お客が誘い出してくださってありがたいな。

世間は連休らしいね。
こっちはゴールデンウィークからはじめてシルバーウィークに差し掛かって。
でも休んでるワケにはいかんわなぁ。
まぁコツコツやってますよー。

添付画像のキャプション
①奥よりカウンター向け。
②カウンター端の補強。床から天井までつなげた!
③入り口側の端の補強。ここには跳ね上げ式の天板を載せて勝手口に。
④カウンターの腰壁。荻窪の店の天井板をリユース。

09/06(日)前日にタカちゃんが施工してくれた漆喰の下地なんだけど、厚塗り作戦でひと晩おいてみて、壁の表面が重力で垂れ下がってきていて塩梅がよろしくない。むう、タカちゃんみたいな達人でもこんなことがあるか、でもあとで自分で修正ができるって...
13/09/2026

09/06(日)
前日にタカちゃんが施工してくれた漆喰の下地なんだけど、厚塗り作戦でひと晩おいてみて、壁の表面が重力で垂れ下がってきていて塩梅がよろしくない。むう、タカちゃんみたいな達人でもこんなことがあるか、でもあとで自分で修正ができるっていうのもDIYのよいところなのさ。下がってきた壁を持ち上げるようにコテで慣らしていく。
まだ柔らかみのある状態なので直せるけれど、固まってくると作業が面倒になってくるので、午前中から昼過ぎにかけて時計と追いかけっこ。
壁塗り作業は今までタカちゃんタナちゃんに任せっきりだったから不慣れな作業にグッタリ。あらためてお二人に感謝。
ジムで早風呂して切り替えて、そこからデスクワーク。
カウンターからファサードの作業の段取りと図面出し、材料の寸法出しなど。
久しぶりにCADを立ち上げるも操作がおぼつかず。もう忘れてる、中年の記憶力よ。
09/07(月)
カウンターの骨組み材として、30mm×105mmの間柱の切り出し。
これを『ロ(ろ)の字』に組んでいくのです。
それを合板でサンドイッチして強度を取って、その上に天板を載せます。床面からカウンター面の高さは1018mm。
カウンターからつながる入口の壁の構造を考えるのにアタマが煮える。
09/08(火)
田中くん来てくれる。
先週お願いしたパテ埋め部分の棚の奥板の上に漆喰の下地材塗りをお願いする。
こっちは入口の構造材の買い出し。
60mmの間柱で組んでいく予定。
搬入して車を返して戻ったころに田中くんの作業もちょうど終わり。
これから新しい作業をするのもなんだなぁ、ってんでちょい早上がりのサイゼ飲み。
先週と流れが一緒だ。おしゃべりおじさんはずっと話せる。
早酒で早寝。
09/09(水)
早起き早出。(昨日のぶん取り戻さなきゃ)
カウンターの立ち上げ作業です。やっと、飲み屋のメイン舞台を作るのですよ。
その前にカウンターにつながる入口の柱の立ち上げ。
床から天井まで60mmの間柱で『H(エイチ)』の形で骨組みを組んでいきます。
この構造が入口の枠にもなるし窓枠にもなる(だから垂直は慎重に測って)。そして上部にはアクリル板で看板を仕込む予定。
カウンターの構造の中に通す電気配線をドリルで穴を開けながら通していく、ところまで。
ちょっとづつね、見えてきた。アタマの中にファサードの景色がね。
日が暮れても雨が止まぬ。水曜の銭湯、風呂キャンのカッパ無し、ズブ濡れの自転車で帰る。
09/10(木)
カウンターの骨組みを組んでいきます。
床に固定した土台の間柱が一直線に6905mm、そこに455mmピッチで縦の間柱を立ち上げて、天板の間柱をカブせるって構造。
入口側630mmのところは(カウンターからの出入り勝手口として)跳ね上げ式のカウンターを取り付けるので構造が分かれます。
カウンターの端には補強の板を入れます。
長いカウンターなので、これで強度が取れればいいんだけどそれでもグラつくようなら間に補強を入れる、ってこともアタマにはある。
そこは組み上げてみないと分からないってところでもある。
09/11(金)
土台の間柱に縦の間柱をビスの斜め打ちで固定する。
フリーハンドでは安定しないのでまず下穴をドリルで開けてから(木口の割れ防止にもなる)ビス打ち。
天板の間柱を縦の間柱に打ち込む。30mmの厚さに対して90mmのビスなので曲がらぬようにドリルガイドで下穴を垂直に開けておく。
『下穴』って、ひと工程増えるけど結果スムーズに作業がススむ、って実感として。
もうひと息でタイムアップ。
観たい映画があって。
よる、雨の渋谷の文化村ル・シネマ、ぎゅうぎゅうのエレベーターの中は若者たちの体熱と湿気でメガネが曇るほど。
まさかな、と思ったけどオジさんひとり残して1階下のカラオケボックスでみんな降りていった。
そりゃそうだよな。
『ヒンド・ラジャブの声』(2025・チュニジア=フランス)を鑑賞。
打ちのめされる映画でした。
観なきゃいけない映画でした。
今だからこそ観るべき映画、だとも思う。
みなさんも。渋谷のカラオケに吸い込まれていった若者たちも。
09/12(土)
カウンターの立ち上げ作業。
間柱の骨組みを入れ終えた。
うへー、ぽく!なってきたよ。
立ち飲み屋っぽく!
ほんの少し、タッセイ感。

添付画像キャプション
①入口向け。カウンターの骨組みは、ロの字で。
②入口側から。手前の壁の中にカウンターの配線が通る。
③カウンターの勝手口。跳ね上げ式の天板を載せる構造に。
④新しいお仲間たち。風呂酒してるのは小原正助さんかしら。

9月になっても、やっぱりサンデーよるべ通信!ゴールデンウィークから工事に取り掛かって4ヶ月が経ちました。はじめの頃のことなんてもう随分と前のような気もします。淡々と我ながらマイペース。停滞してるわけでもないけど劇的にススむわけでもない。やっ...
06/09/2026

9月になっても、やっぱりサンデーよるべ通信!
ゴールデンウィークから工事に取り掛かって4ヶ月が経ちました。
はじめの頃のことなんてもう随分と前のような気もします。
淡々と我ながらマイペース。停滞してるわけでもないけど劇的にススむわけでもない。やっぱりちょっとづつ、なんです。オレのペースって。
荻窪で11年のあいだ飲み屋をやっている日々の中で、いつかまたお店を作りたいなぁと時折、思うことがありました。
そして今は、ぼんやり夢想していたそんな日々を過ごしているのです。
体力的にはしんどいこともあるけれど、なにかを作りあげているという実感はあります。
自分の居場所を自分の手で、そして自分の作品をつくっているという喜びはあります。
『作品』なんてカッコつけやがって、振りかぶってみえるかしれませんが、自分ではそんなつもりです。
たかが、ただの立ち飲み屋の内装工事ですけれど、まだもうすこしがんばってみますよー!
08/30(日)
昨日の作業終わりに、合板でサンドイッチして重しを載せて圧着しておいた扉を取り出した。
骨組みと板がまっ直ぐビタっとくっ付いて、いい塩梅。
真鍮のヒラ蝶番を、金具の厚みぶん彫りこんでビス留め。
扉どうしの隙間の調節がビミョーな作業。
マグネットキャッチを取り付けて、扉の収まり位置を決める。
厨房下の収納は左右2枚づつの開き戸で右の2枚が出来た。次は左の2枚、板に骨組みを取り付ける、木工用ボンドで圧着、昨日と同じ工程。重しを載せて帰る。
日曜はよるべ君よりセンパイのお客の訪問(慰問かしら)がチラホラ。アイツどうしとるんじゃろうかと心配してくださってるようで。
現場を見ると、あんがい納得顔はしてくださってるみたい。あぁ、やってはいるのねって。
08/31(月)
昨日と同じ工程をもういちど。
こういうのっていっぺんにやらずに繰り返すように工程を組むと、前の作業でつかんだコツってのが次に生かせる。DIYあるある、だと思う。
左側の棚の開き戸、蝶番付けと扉の取り付け、マグネットキャッチ。
勘所は蝶番の彫りこみ加減、ですかね。
やっぱり昨日の同じ作業より、扉の合わさり部分の精度が高い!そんなの気付く客もまず居ないだろうけど。ナントカは細部に宿るとも云うしね。その積み重ねさ。
そしてこの経験はのちの建具、ドア作りに生きてくるはず。
09/01(火)
厨房収納の仕上げ。
取っ手を取り付け。やはり荻窪の店のリユース材のセラミック製のツマミを取り付けた。厨房上のスペインタイルの柄に寄せた模様入り。
床につながる部分の隠しの板を付ける。収納は完成!まぁまぁ力作じゃん、自賛だけはしとくよ。
田中くん来てくれる。2週間前の作業の残りのダボ埋め。棚まわりの漆喰塗りの下地、合板のデコボコやビス頭のパテ埋めをお願い。
キリがよいのでちょっと早上がりで陽のあるうちからパール商店街のサイゼ飲み。白ワインなみなみのプラスチック製のグラスを傾けながらおじさん二人、テーブル席に差し向かいでペチャペチャおしゃべり飲み。楽しい時間。
彼を駅まで送った帰り、店の前の通りで昔お世話になった知り合いにバッタリ!おぉ、なにやってるんですか。いや、今ここに店を作ってるんですよ!って現場に案内して見てもらったのは高円寺の立ち飲みバル『トリツカレ男』オーナーのイチノセさん。彼もご自分で飲食店の内装を手掛けるDIYのセンパイで、荻窪の店を作った時にこっちから押しかけて会いに行っていろいろとアドバイスをもらった恩のある方なのでした。そんな人と、ここで、こんな時期に会えるなんて!彼はこれから、阿佐ヶ谷で飲食店の内装を手掛けるんだそうです。近々の再会を約束して別れました。旧友と工事して、恩人と再会して、自分で云うのもアレだけど、運気がいいんじゃないっすか、ずっと。この店に出会って、お店をつくりはじめてから。
09/02(水)
朝便で追加発注のタイルが到着。
さっそく厨房に貼る作業。残りの壁の一部と天井に。
タイル自身の重さもあるじゃない、それを手で押さえながら天井に貼るって位置の調整がムズかしい、首と腕がつかれるなぁ。
最後に天井のダウンライトを入れる100mmの穴まわり、喰い切り(タイルニッパー)で穴の形に沿ってタイルを割って貼っていく。
なんとかこの日のうちにタイル貼り作業を完了。
水曜は銭湯の日。馬橋通りの弁天湯へ。ここの電気風呂が強力でタイル貼りで酷使の二の腕にビリビリ効くなぁ。風呂上がり、フロントのショーケースに缶ビールが売ってる!さすが高円寺。わ、現金持ってない(銭湯回数券なの)。こんどアレを飲んでやろう。腰に手を当てて、仁王立ちで。
09/03(木)
はみ出したタイルボンドを削りとる作業に手間取る。
慎重になって施工したボンドの量が多かったな。
午後から目地入れ作業。
バケツにセメント系の白い目地材を入れて水を少しづつ加えながら練っていく。
マヨネーズぐらいの状態になったら。
それをタイル表面に塗りつけて裏面が柔らかいゴム製のタイル鏝で目地に押しこんでいく。
入りきらない目地材はコテで拭って。20分くらいで表面が半乾きになったらスポンジとウェスでタイル表面についた目地材を拭きとる。
その工程の繰り返し。
1kg入りの袋を6回練って塗って9割がた入れたところで目地切れ。おしい。
明日の午前便でもうひと袋、追加発注。
よる、アップリンク吉祥寺で『並行と垂直』(2026・日本)を鑑賞。
派手さはないけど丁寧な作風でやさしい気持ちになれる佳作だったな。
09/04(金)
朝、さっそく目地材が1kg届いて。
半分ほど練って厨房の前面をぐるっと1列で囲んだタイル周りに入れて、昨日から日をまたいだ目地作業は完了。
厨房に換気扇とIHクッキングヒーターを取り付け。
やっと、よるべのシステムキッチン?が完成。やったー!
現場もバックヤードもガチャガチャしてきたので片付けと整理。
カウンター後ろ棚のモノは頭上の棚に移動。
空いた棚にマスキングを施して裏板にアクやサビ止めのシーラーを塗る。
近くの駐輪場のキャンセル待ちの順番が回ってきた。3ヶ月待ちでやっと。ちょうどよいタイミング!これからカウンター作りに取り掛かるからね、自転車を置いてたスペースが空くのはありがたい。
『深夜の馬鹿力』の番組公式グッズTシャツが届いた。忘れてた。酒飲んでるときに酔いポチしてたのだった。こっちも3ヶ月待ち。現物を手に取ると、これけっこう恥ずかしいな。でもいつかこれを着てお店に立とう。そしてリスナーのお客とラジオ話が出来たらいいな。
09/05(土)
タカちゃんに久しぶりに壁塗り出動してもらう。
この日は厨房上の装飾タイル部分から棚の裏板まで下地塗りお願い。
こっちはデスクワーク。
そろそろお店のファサード、入口まわりを具体的に考えなければ。
これから立ち上げるカウンターと構造的につながってくるのです。
○入口は開き戸1枚で。
○カウンター内側にあたる外壁にはハメ殺しの窓を。
○お店のサインは壁に埋め込んで半透明のアクリル板の裏に照明を仕込みたい。
○玄関の壁にはスペインタイルで装飾を。
○天井は板張りで照明を直付けのブラケット?電傘タイプ?
○床は店内と同じく板張りにしてウッドデッキ風に。
みたいなアイデアを落とし込んで考えていくのです。
寸法を測ってまずフリーハンドでイメージスケッチから。
タカちゃんはめずらしく苦戦中。スペインタイルが7mmの厚さがあってその分を下塗りで稼ごうと厚塗りに挑戦してんだけど、厚いと重力で生地が垂れてくる。じゃあ粉を足して生地を固めにすると塗りづらい、みたいな繰り返し(こっちは見守ってるだけ)

添付画像キャプション
①出来たー!よるべのシステムキッチン。どうっすか!
②ビルトインしたIHクッキングヒーター。コントロールパネルは前面に。
③下部の収納はけっこう広いよ。
④ダウンライトまわり。タイルニッパーでカットして。

8月終わりのサンデーよるべ君つうしん!たんたんと日々の進捗など。08/23(日)棚まわりの材、これから作る扉やなんか、まとめてオイルステインを塗装。オイルが染み込むと杉の赤味が際立ってグッド。引き戸4枚に真鍮製の取っ手を付ける。襖に付いてる...
30/08/2026

8月終わりのサンデーよるべ君つうしん!
たんたんと日々の進捗など。
08/23(日)
棚まわりの材、これから作る扉やなんか、まとめてオイルステインを塗装。
オイルが染み込むと杉の赤味が際立ってグッド。
引き戸4枚に真鍮製の取っ手を付ける。襖に付いてるような指を引っかける窪みのあるアレね。
これらは荻窪の店の入り口に使っていたもの。
そういったリユース材にはそのモノ自身にマトった『気』のようなものってあると思う。
それって新しい店にもきっと良い作用をもたらしてくれる、と願う次第。
08/24(月)
3軒となりの地産マルシェが閉店してしまった。すんごく残念。
じゃあ日々の買い出しはパール商店街の先の方へ。
メインロードを通らずとも裏道を縫っていくルートを見つけた。
住宅街をクネクネ走って3分ぐらいでちょうどマルエツの駐輪場に出る。
高野青果とアキダイをまわって、お野菜キノコたまご乾物やなんか。
ダイソーで生活の消耗品やなんか。
ついでにペット用品コーナーで水道水の塩素中和剤も。
金魚、どうしようかな。
荻窪の店で飼っていた琉金はウチの自宅の水槽で元気いっぱい。(3年前の夏に新宿は花園神社の横の観賞魚屋から連れて帰った。その時の6匹そのまま無事なの。)
こっちのお店ではどうしようかな、できればみなさんにも観てもらいたいな、じゃあどこにどうやって置こうかな。そんなどうでもいいことに思いを馳せる、くらいには工事はすすんでると思うよ。
この日は厨房の下の収納の材料の切り出し、準備。
08/25(火)
トイレ内の壁付きブラケット照明はネットオークションでアンティークものを買った。
といってもエセ洋館風で2灯の筒型の照明で、お高いものではないよ。
デザインがヘンテコでシブい!チョイスはよるべ君のセンスだけど、どうかしら。裏面に『ナショナル』表記もあって、昭和レトロのビザールな面白さ。
届いたそれは未処理な感じ、つうか汚れたまんま。ピカールを塗布して磨く。
形状に合わせてトイレの壁の配線の取り出し位置を下に30センチほど移動。
うまく取り出し直せないと壁を開けたり大ごとになるので作戦を練って。
配線の先に細いチェーンを結んで壁に突っこんで慎重に、何とか新たにドリルで開けた穴から引っ張り出せた。
カーシェアレンタルで環八を八幡山まで。運送屋の営業所留めの鳥取の材木屋からの荷物を取りにいく。
そこから阿佐ヶ谷までの運送費が高いので、カーシェア料金と手間と時間と天秤に掛けての選択。
この材はカウンターの天板に。30厚の210幅の節なしの杉板。
同じ材をトイレの手洗い台の天板でも使ったんだけど、けっこうイイ材!(そしてお手ごろ値段)
荻窪の店のカウンターは杉の足場板を使ってたんだけど、それらより材のクオリティとしては数段上。
表面はプレーナー(電気カンナ)済みで反りや歪みもほとんど無い。(足場板は節ありの荒材で反りも相当で、下処理がタイヘンでした。まあ『足場』に使う板だからね)
カウンターはお客が触れるところだし、いちばん近くで目に入るところだから予算の許す範囲でイイ材を使いたい、それでこの選択。
よる、荻窪の店でバイトしてくれてたマルちゃんが今、バイトしている高円寺の『ファニー・ミール』へ。
あぁどうも。
おげんきぃ?。
やぁひさしぶり。
って来る客みんなよるべで見た顔じゃないの!
タカちゃんも来た。
楽しい酒席でした。
08/26(水)
午前便でタイルが届く。
こっちはスタンバイ出来てるよ、荷ほどいたそばから貼りはじめた。
まずは天板。いちばん手前に別注のタイルの角を丸めたコーナー用タイルを1列並べて。
奥に向かって貼っていく。クッキングヒーターをハメ込む穴にそってカットして。
23mm角のタイル1個ぶん抜いて穴を開けてコンセントの取り出し口を。
玉の湯が半年間の改修工事期間に。水曜は天徳泉がお休み。むぅ、風呂難民。ちなみに荻窪に越して2年余り、未だに自宅マンションの風呂に入ったことは1回も無い。えへへ、なにそれ。その前は風呂なしアパートに10年住んでた。阿佐ヶ谷北口の旧中杉通りそばにあったそこは新しく建売みたいなのが出来てたな。(そこも立ち退きになったのでした。立ち退きばっか)
阿佐ヶ谷から新高円寺方面へ自転車で7、8分、馬橋通りにある弁天湯へ、はじめて。うん、電気風呂もあって快適。
08/27(木)
側板、裏板(正面)とタイルを貼りすすめる。
奥の角はなんとなく目地でごまかす作戦だ。
手前の角は別注しておいたタイルの角を丸めたコーナー用タイルで。
厨房の縁をぐるり一周、装飾的に1列張ったところでタイルボンドが切れた。
20kgのでっかいバケツ入りで、荻窪の工事の時の残り。
使用期限は12ヶ月って書いてあるけど、12年経っても使えたよ。
じゃあタイルシートを切っておこうっと作業をすすめながら数えてみると、あれ?シート1枚分足りない。。
ここで思い出した!その1枚分は先に取り寄せたいくつかのサンプルタイルでオーブンを置いたら見えなくなるところを埋める、って作戦だったのだ!すっかり忘れていた。で、その死角になる部分は『見えるところタイル』で埋めてしまっているから結果、足りないよね。わちゃ。お盆の前に発注して時間が経ってるからそんな作戦すっかり忘れていた。タイルめっちゃ素敵やん!って夢中になって貼ってたら。まぁ、しょうがない。追加発注。ついでにタイルボンドも一緒に。
タイルは頼んでからシートに組んでもらうので1週間ぐらいかかる。作業はいったん中断。あせるなよ、よるべ君。他にやることいっぱいあるぜ。
アタマがまわらないのはツカレてんのかな。ひさしぶりにプールに行ってちょっと流してきた。
08/28(金)
よし、厨房の棚下収納を作ろう!前面1列のタイルを基準にしようと思ってたので。(そこのタイルはもう入った)
材料は大まかに切り出して塗装もしてある。
前面の骨組みを装飾用の板で隠していく。
IHヒーター操作パネルの窓抜き。
よる、ラピュタ阿佐ヶ谷で『夫婦善哉』(1955・豊田四郎監督)を鑑賞。特集上映『森繁力』より。
大タイトルでしょ、夫婦善哉っちゃぁ。でも初見でした。
モリシゲと淡島千景の腐れ縁の中年男女の大阪弁でのやり合いが絶品。情愛の機微っての、いい芝居を観たな。
08/29(土)
収納の棚板を作る。
表面の7mmの杉板の裏面の四方と中央に骨組みとして1×材(ワンバイ材)の19mm 角材を渡していく。
2枚作ったところまで。合板でサンドイッチにして重石を載せてひと晩、木工用ボンドを圧着。
建具シリーズも続きますね。少しづつ、むずかしい構造になっていきます。
はじめ合板の一枚引き戸、次は合板に板を貼った引き戸、今回は板に骨組みを渡した開き戸。
ちょっとづつ、学びながらの工事になります。

添付画像のキャプションね。
①厨房のタイルはいったん中断。青いシート部は換気扇口。天板の開口部はIHヒーター。
②目線からはこんな感じ。店の木目に合わせてベージュのモザイクタイル。一枚づつちがう窯変が面白い。
③厨房下の開き戸。ウラおもて。
④新しいお仲間たち。日光から来たペアと南の島?から来たペア。癒されるわぁ。

さてまいど!サンデーよるべ通信ー。朝カレーがココんところマイブーム。カレーほぼ漢方薬、説にハマって。夏は内臓の機能がバテてくる。そこでいつもの朝の腸活スープ(いろんな野菜とキノコ、海藻と乾物入り)に溶き卵を落として固まったら火を止めて、フレ...
23/08/2026

さてまいど!サンデーよるべ通信ー。
朝カレーがココんところマイブーム。
カレーほぼ漢方薬、説にハマって。
夏は内臓の機能がバテてくる。そこでいつもの朝の腸活スープ(いろんな野菜とキノコ、海藻と乾物入り)に溶き卵を落として固まったら火を止めて、フレークタイプのカレールーを適量入れてグルグルっとかき混ぜたら出来上がり!スパイスの刺激もあって朝から内臓が動き出す感じがあるのです。
08/16(日)
解体前はカウンター内の壁の裏に通じる勝手口のようなドアがあったんだけれども、開けてみるとゴミが散乱しているだけで使われていたようなフシもない。床もなくて土の地面に石やブロックがゴロゴロ。壁の奥には光が見える。あれ、ここ半分「外」だね。ふうむ。ドアは撤去した。壁は閉じてそこに棚でも作ろう、って方針だった。
しかし次第にもったいないなぁ、と思うようになり。結構大きなスペースだし、外気にはサラされるけど雨はシノげるようだし、使わない手は無いなということになり。勝手口ドアを付け直して(捨てちゃったから新たに作って)ここを片付けて物置スペースにしよう、と。年イチぐらいしか使わないけど、でも保管しておきたいものってあるじゃない、そういうものを置くスペースとしてね。
そこに、手を入れはじめた。
この日はずっと雨で比較的涼しかったからね。(なにせ半分外、なので。)
デコボコの地面をまず慣らして、そこらに転がっているコンクリートブロックを並べて水平を出す。先日位置を下げてもらった水道管はその合間に通しておく。こうすれば足を引っ掛けることもない。ブロックの上っ面に端材の合板を乗せて仮の足場ができた。
さっそくまだ使わない木材や、たまにしか使わない長尺の脚立をしまっておく。そのぶん現場がスッキリ。
08/17(月)
お盆明けの週明け。朝から各所にモノの発注と手配。メール対応がモドかしい!細かいオーダーもあるので電話を掛けまくる。
美濃のタイル工房に厨房スペースのタイルを。
三崎の輸入タイル屋にスペインの装飾タイルを。(厨房と玄関に使う予定)
鳥取の材木屋にカウンターの天板の30mm厚の杉材を。節なしのちょっとゼータク材。(やっとカウンターに!)
千葉の材木屋に建具に使う板材と床に使うフローリング材を。
田中くんスタンバイ。そのまま千葉は八街まで彼の車で材を取りに行ってもらう。
先週ホームセンターで買ってきた21mm厚210mm幅3650mm長さの杉板材は荒材なので電気カンナ掛け。交換したカンナ刃の調整に苦戦。これはカウンターの補強材として使う予定。
カウンターの中の棚の扉の下地の合板を切り出しておく。
そうこうしてたら田中くん千葉から戻って搬入作業。
材はカウンターの壁裏の物置スペースに。
08/18(火)
建具づくりの前に棚づくりに戻って。
扉をつける棚を変更。
露出する棚の裏板を合板で入れる。
表面は後に漆喰を塗る予定。
飲食店は保健所から立ち会い審査を受けて営業許可を得るときにいくつか条件があって。
厨房(カウンター)内に扉のある収納を作らなければなりません。「台所道具や食器をホコリなどから避けるために」って建前らしい。
それもあっての扉でもある。
08/19(水)
早めに出勤、7時前。
建具づくり。
カウンター内の二つの棚の扉は、引き戸で。
以前、トイレの収納棚で作った合板をそのまま使った方式の発展形。
12mmの板材がスポッとハマる引き戸レールの市販品を使います。
5mmの合板に7mmの無垢の薄板を木工用ボンドで貼り合わせて12mmでいけるだろうと。うん、見た目はグッド。
む!乾いてくると板が反って浮いて、くっ付いてくれないな。
では合板でハサんで重りをのせて圧着させてみる作戦。どうかしら。
ちょっと早上がりで遊びに、いや充電しにお出掛け。
そのための朝の前倒し出勤でした。
行きたかった展覧会が終わりそうなので渋谷は文化村ヒカリエで『まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険』を鑑賞。
そのあと新宿武蔵野館で台湾映画『左利きの少女』を鑑賞。
どちらも行ってよかったー!
08/20(木)
棚の内側の化粧合板を薄板で隠していく。
板の色味や木目を合わせながら木工用ボンドで貼ってピンタッカー留め。
装飾用のスペインタイルが届く。
コレじつはキャンセルして交換してもらったんだ。
荻窪の店で使っていたものに変えてもらった。戻した。
なんか新しい柄にしようと思って違うモノを頼んでたんだけど、気が変わった。昔のヤツが恋しくなった。
あぁ、懐かしい!控えめな四隅の可愛い図柄と白磁にひび割れのようなブルーの窯変の入ったテクスチャー。
やっぱコレがイイ!
08/21(金)
重しを乗せての建具の扉の圧着作戦は半分成功、半分やり直し。
扉4枚のうち2枚はピッタリ板材と合板がくっ付いて引き戸レールに乗せてもいい塩梅にスライド。
残り2枚は表面の板材の端が浮き上がってレールにハマらない。むう。
再度、木工用ボンドを隙間に流し込んでクランプでぎゅうぎゅうに締め込む作戦。
よる、ラピュタ阿佐ヶ谷で『社長太平記』(1959・東宝)を鑑賞。
昭和のサラリーマン喜劇は観終わってニヤニヤ。なんて楽しい映画!そしてジンセーの悲喜こもごもが90分のプログラムピクチャーにギュッと詰まってる。森繁久彌と小林桂樹と三木のり平が並んで、銀座のBAR熊ん蜂の周年パーティーで必死にカンカン踊りをする可笑しさよ!(ちなみに足が1番高く上がった人が1等賞で、賞品はBARのママのキッス!)
今週から『森繁力(もりしげりょく)』っていう特集上映がはじまった。
でも映画を観るのは、工事中は夜だけ縛りにしてるのです。
しばらく仕事終わりの楽しみがひとつ増えたな。
08/22(土)
昨日電話確認して朝、届くはずの厨房に貼るタイルが届かぬ。
メールチェックしてみると、昨夜遅くに来週半ばまで遅延のメールが。クレーム入れようにも先方は週末休み、もう!
しろうと工務店は毎日なにかの資材の手配をしている。コレつかれるんだ。
あと物を探す、チョイスする作業ね。
DIYの楽しいところでもあるんだけど、けっこう時間と手間も取られる。
だけど、がんばればシロウトでも探せるっていうのは強みでもあると思ってる。チョイスってセンスを問われるけどね。そこは密かに自信ある。云ってしまうとヒソカではないね。
さて、先に装飾用のスペインタイルを厨房の上部の壁に貼っていく。
あらかじめ表面のデコボコやビス頭を埋めたパテをサンダーで平坦に慣らして。
慎重に水平垂直、位置を調整して壁に鉛筆で墨付け。
タイルボンドを裏面に塗ってクシ鏝でボンドにクシ目を立てて。壁に押し当てたらズレないようにギューッと圧着。単純だけど息が詰まる作業。
199mm×199mmのタイルを12枚。
出来たー!はぁぁ!ステキ!
センスあるわぁ(ばか)

添付画像キャプション
棚を広い画で。今週の作業は下段の棚みっつ、扉とか上下左右の隠し板とか裏板の合板とか。
左下の扉。杉材の赤いところを選って貼る。この左右の扉板が反ってボンドがくっ付かず、やり直しのクランプぎゅうぎゅう締め込み作戦でなんとか体裁した。上段の奥からコンセントを引っ張ってるのは電子レンジ用。
右中下の扉。源平(杉材の紅白をなぞらえてそう呼ぶらしい。阿部さん界隈の大工業界用語だって)の7mm1枚板を5mmの合板に貼って。
どちらの引き戸もこれから取っ手を付ける予定。
厨房の上のスペインタイル。
まず、ここに装飾タイルを貼る発想っていう。
このタイルをチョイスするっていう。(荻窪の店と一緒のモノだけど)
そして全面に貼らずあえて4枚ずつで間を空けて並べるっていう。
それってよるべ君のセンスなの!(ばか。でもかわいくね?たまには自賛しないとやってられない。。)

お盆ウィークのサンデーよるべ通信!ある日のホームセンターの帰り道。中杉通りの中ほどに小さな骨董屋が。こんな店あったっけ?入ってみた。気まぐれさ。もう店に帰っても仕事は終わりだし。奥のカウンターにポツンと座った白ひげメガネの店主が上目遣いにい...
15/08/2026

お盆ウィークのサンデーよるべ通信!
ある日のホームセンターの帰り道。
中杉通りの中ほどに小さな骨董屋が。
こんな店あったっけ?入ってみた。気まぐれさ。もう店に帰っても仕事は終わりだし。
奥のカウンターにポツンと座った白ひげメガネの店主が上目遣いにいらっしゃい、って呟くように。あ、おじゃまします。
お店ぐるりの棚には古今東西の人形、フィギュアがズラーっと並んでいる。
それぞれの顔をじっくり眺めてまわって。
そして、かわいいミニこけしを購いました。
かえりしな、ニヤニヤしながらペダル漕いでたらメッチャ素敵なアイデアがおりてきて、ひとりさらにアガる。
前にね、お客のホームパーティーにお呼ばれしたことがあってその家のお手洗いを借りた時にさ、いろんな亀の小さな置物がディスプレイされててさ、いいなって思ったのよね。テーマのある小さなコレクションでディスプレイするって。
よるべのトイレもあれでいこうって帰り道、思ったのさ。よるべは『こけし』でいこうって!
ちょっとづつ、あの骨董屋から連れて帰ろう。ホームセンターに行った帰りには、あそこに寄ろう。
相変わらずヨユーはないけど、ちょっと楽しい遊びも考えてはみたいのです。
ずうっと四六時中、店のことばっかり考えてるとね、時々いいアイデアがおりてきてくれる。
08/09(日)
厨房まわりの壁下地を入れていく。
4mmのベニヤと5mmのケイカルボードを組み合わせて。
下地の下地は背面が木枠、天地と側面が石膏ボードと化粧合板とタイル。
過去のいろんなテナントの名残りがごっちゃ。
そこに板を被せて、壁を平面に慣らしておく。
換気扇の下地の木枠を入れて窓抜き。
コンセントふたつ窓抜き。
200Vはクッキングヒーター用、100V はオーブン用。
08/10(月)
そろそろお店の玄関まわり、入口について具体的に考えはじめる。
開口部はどうするか、扉は、窓は、お店のサイン、看板は、壁天井や床の処理は、など。
この日まで扉はドア式で考えていた。
あれ?引き戸の方がいいかも、と思いはじめたり。
店の中をうろうろ、歩き回って思案して、メモして。ひとりブレスト。
工事は進まなかったけど、いいアイデアの持てた日でした。
08/11(火)
キッチンの土台作り。
お店はガスは使わないのでビルトインのIHクッキングヒーターを組み込む。
その横にはオーブンを載せる。
IHヒーターが7kg でその上に大鍋で水を沸かすとかならあと数十g、オーブンが15kg、そのくらいの荷重に耐える構造にしなければ。
台下の部分は開き戸の棚にする。
材料は壁の棚づくりで余った200mm幅の杉材を三つに縦挽きして66mm幅にしたもの。
08/12(水)
厨房の骨組み作り。
材を縦に「コ」の字に組んでいく。
今週はずっと銭湯通い。
玉の湯と天徳泉を行ったり来たり。
お風呂がわりのジムもお盆進行でお休みなのよね。
08/13(木)
厨房の骨組みの上に天板として12mmの合板とその上に耐熱用のケイカルボード5mmを載せる。
天板を支える縦板の補強を数カ所、入れる。
底板を5mmのベニヤで入れる。
夜、ラピュタ阿佐ヶ谷にて岡本喜八監督の『血と砂』(1965・三船プロ)を鑑賞。
エンタメ戦争活劇でありながら、監督の憎しみともいえる戦争への反発のメッセージ。そして戦争での不条理な死に対するクスッと笑えるエロ喜劇もあって。そういう欲望こそが死の恐怖の克服であり、生きる讃歌であるっていう。慰安婦役の団令子のチャーミングさよ!
08/14金)
田中くん来てくれる。
ダボ穴埋めをお願いする。
思ったとおり「これ楽しいね」だって。よかった。
引き続き厨房スペース。
天板にビルトインのヒーターをハメこむ穴を空けておく。
天井にケイカルボードを貼る。
ダウンライトを取り付ける穴を直径100mmで空けておく。
いったん土台は出来た。
お昼に駅前の『青松』で冷やし中華を。ワタクシ胡麻、田中くん醤油。今年初の冷やし中華、っていうか今年初のランチ外食。
「お店を作っている時に、田中くんと、有名な冷やし中華を、韓国ノワール映画の話をしながら、食べた。」っていう思い出が出来た。うまかったー!
08/15(土)
棚まつりの次は建具まつり、はじまるんです。
カウンター後ろの棚ふたつは、引き戸方式の扉を付けます。
解体の時に棚の天井がえぐれていて、引き戸をハメこむ金具の取り付けの際に水平を取るのに手間取る。
ホームセンターに12 mmの合板を買いに行く。
これ、ちょっと先だけどカウンターの材料。
カウンターは間柱で組んだ骨組みを合板でサンドイッチする構造になります。
直前で9mmから12mmにスイッチ。
いつものように方針の変更。
カウンターがグラつかぬよう、ちょっとでも担保が欲しいからね。
店頭で9mmと12mmで100円しか値段の差がなかったので、というのもある。どうせなら。

今週はお盆進行にハマってしまった。
いろんなところがお盆休みで、材料の発注が滞ってしまって。
そのぶん今後のことについて考える時間が出来た、ということにしておこう。

添付画像のキャプション。
全体図。左手奥がカウンター内の厨房スペース。
厨房スペースの土台。おじさんひとり乗っかるぐらいの強度は担保して。
現場の作業机。デスクワークも脚立に腰掛けて。
連れて来たこけしちゃんたち!手前には超ミニこけし、見える?

夏まっさかりのサンデーよるべ通信ー!日々の工事おわりの風呂あがり。さて、どこで一杯飲ろうか。飲み屋のカウンターについたらまず瓶ビール。ひと口飲んでひと息ついたらメニューをざっと見回して、揚げもんいこうか。天ぷらに串カツ、唐揚げもイイな。夏の...
09/08/2026

夏まっさかりのサンデーよるべ通信ー!
日々の工事おわりの風呂あがり。
さて、どこで一杯飲ろうか。
飲み屋のカウンターについたらまず瓶ビール。
ひと口飲んでひと息ついたらメニューをざっと見回して、揚げもんいこうか。
天ぷらに串カツ、唐揚げもイイな。
夏の肉体労働の後にはクドいものが食べたい。
熱いアブラを冷えたビールで流しこんで、またひと息。
手拭いと本とスマホ、取り出してテーブルに並べる。
酒を飲むと口元が緩くなるから、エチケットの手拭い。
読みかけの本。
ひとり飲みの読書タイムは15分くらいだね。
キリのいいところまで。
登場人物やシーンが入れ替わると、そこから先は読む体力が続かない。
直近の読了は『ザ・芸能界 首領(ドン)たちの告白』(田崎健太:著)。
戦後から平成のザ・芸能、歌謡界を作った男たちのインタビュー集。裏社会をかすめながら危ういんだけど情熱にあふれる若者たちの立志伝、青春譚でもあった。
次は『談志楽屋噺』(立川談志:著)と『言語化するための小説思考』(小川哲:著)を並行して読みはじめた。
本を閉じたら、スマホで映画と演芸と展覧会なんかの情報をくりくり繰って。
実際にはそんなに行けないけれど、検索して眺めるのが楽しい。
酔いが回ってきて、手元が心許ないスマホ飲みオジさん。YouTubeでDIY動画を観たり、AI に工事の相談したり。
店員や他の客と話をするでもなく、ビールの次は日本酒か焼酎かチビチビ飲んでいるんだけど、そんなんだったら酒と惣菜買ってきて自宅で飲めばいいじゃん、っていうのも違うんだよなぁ。
酒場の喧騒に身を置きたいんだよね。他の客の会話だったり、店員の仕事の声だったり、テレビの野球中継の音だったり、いろんなものが混ざった「ガヤ」って不思議と落ち着くんだよね。人が生きてる空気感がある。そこで、じんわり酔いたいんです。
いま作っているのはそんな酒場の磁場、ともいえるね。
いい魂と酒場の精霊が集まってくれるように願いをこめて工事をやってるんだ。
酔ってきたアタマでそんなことをぼんやり、考えている。
感傷的な水商売オトコの内装工事はまだ続きます。
08/02(日)
板取りカットした吊るし棚の材をオイルステインで塗装。
無駄な仕事をしないよう塗料を浪費しないよう、塗る面と塗らない面(お客の視界に入る、入らない)を確認しつつ。
塗料は木肌に染み込む時間が要る。だけど必要以上に放置すると染み込みきらなかったオイルが表面で固まってしまうので15分経ったらウェスで拭う。スマホでタイマーをいくつも時間差で、塗っては拭き取りを繰り返し。
棚板は1枚づつ取り付けながら組み上げていく。
全長4698mmを縦に8つに区切るので縦板が9枚。まずその両端と真ん中の3枚を天井にビスで斜め打ちして取り付け。タテヨコの垂直は取るけれど後で調整できるようまだガッチリは固定しない。
08/03(月)
真ん中から攻めていく。590mm幅の天板1枚目、中心の縦板に裏からビス打ちで固定。天板は天井板を通して裏の野縁にビスで固定。木工用ボンドも裏1面に塗って併用。次の縦板はダボ継ぎで天板に固定。ビス打ちとダボ継ぎの繰り返し。
天井に固定した天板が縦板をハサんで支えるって構造ね。
天板4枚と縦板4枚、入れるところまで。
08/04(火)
天板と縦板、残り4枚づつ入れ終える。
両サイドの端の外側から打ち込むビス頭は隠せないのでダボ穴を開けてその中にビスを打っておく。
使用してるのは250mm幅の杉材なんだけど、木材って収縮するのでそのくらいの幅になるとズレが結構あって。プラマイ3mmくらいあるので、組んだ時の前面のツラを合わせるのに苦労する。
08/05(水)
底板を入れていく。
お客からの見た目も考慮して中央の縦板から左右に1820mm(この材の最大の長さ)。その先にそれぞれ565mmの底板。合計4枚。やはりビスとダボ繋ぎと木工用ボンドを組み合わせて。
棚の外枠、ハコが出来た。
前っツラ合わせの調整に今回初めて電動カンナを使う。(切削部分が大きいので)
替え刃して切れ味よし。カツオ節みたいなオガクズがみるみる。
08/06(木)
毎年この日は朝、テレビをつけて平和記念式典を見る。
8時15分になったら1分間の黙祷をする。
物心ついた時からの習慣だ。
こっちに来てもそれは変わらない。
故郷では今でもみんなそうしていると思う。
あぁ、今年の夏は広島に帰省できそうにないな。
ワシいま新しい店を作っとってね、手が離せんのよ。また落ち着いたらゆっくり帰るけえね、みんな元気にしとってくださいよ。
よし!シャッター閉めてクーラー効かして工事に没入!
次は縦に区切る棚板、8区画のうちの5つ、5枚。
ビス打ち、ダボ継ぎの繰り返し。
外枠が決まって遊びがないので寸法がシビア。
夕方、あともうひと息。
地産マルシェで買ったどこか田舎のばあちゃん(たぶん。生産者表記の下の名前がシワシワネーム)が作った高菜まんじゅうを食べてもうひと踏ん張り。
組み、上がったー!
ジーン。へとへと。
風呂あがりに飲みにいく気力が残ってない。
セイユーでちょっといいビール買って、組み上がった棚を見ながら乾杯ー!
08/07(金)
朝の神明宮はいよいよ蝉時雨。あぶら蝉とミンミンゼミが競うように。ニイニイゼミも合間に聞こえる。深緑の夫婦けやきの向こうには入道雲が湧きあがって。ラジオでは甲子園か。まったく盛夏だね。
この日のBGM1曲目は『夏なんです』はっぴいえんど。
夏といえば、この曲だな。
夏の曲特集ってラジオでやってたんです。
チューブだのサザンだの、オレはなにかなぁって昨日から考えていて。
神明宮でおりてきた。
ギンギンギラギラの、夏なんです。
そんな脱力系かけても、大丈夫。
この日はあまり負荷のかからない作業から。
棚の細かいところ。
まとめて、ダボ穴を埋めていく。
今回は1段階上のテクにチャレンジ。
木ダボドリルってのを使って、同じ杉材の端材からダボ栓を取る。
杉材のテクスチャーって白いところ赤いところ、緑がかったところ、様々だ。
ダボ穴が空いている箇所と似ている色味のところから取ってくる。
木目の向きやなんかも合わせる。
そうするとダボ跡がより目立たなくなるんだ。
あぁ、もっと早く知ってれば!っていう仕上がり。
(今までは市販の集成材のダボを使ってたので、元の材と色味が違ってどうしても穴の後が目立ってた)
数日前まで知らんかった、こんな道具があるって。
YoutTubeで熟練の家具職人が同じ材からカンナで削り出して木栓を作ってる動画を見たことはあったけど、そこまでするのは時間と労力を天秤にかけるとどうだろう、と思っていたんだけどね。
と、ダボ栓を3つ埋めたところでハタと立ち止まり。
仕事、出来た。これタナちゃん、田中君にお願いしよう。
何かできることあったらって言付かってたのです。
こういう細かい、神経を使う仕事はうってつけじゃん。
よし、あと38個のダボ穴。彼の都合で登板してもらおうっと。(来週どこかで来てくれるってさ)
まだ扉を付けたり、調整のために削った箇所の塗り直しなんかもあるけど、いったん棚祭りは終了。
ワタクシは次のエリアの作業の準備に取り掛かる!
煮えるデスクワーク。図面描いたり、材料の手配したり。
よる、阿佐ヶ谷Morcにて『プッシャー』(1996・デンマーク)を鑑賞。
北欧の至宝、マッツ・ミケルセンの記念すべき映画デビュー作。タイトル通りヤクの売人役です。スキンヘッドの後頭部にまでタトゥーの入ったドチンピラの若きマッツがカワイイ!
08/08(土)
冷蔵庫の朝ごはんのラップに包んだおにぎりが、糸を引いていた。
わちゃ!あと5日分の5個をポイッ。そんなことでも季節を感じる。
朝は野菜スープと腸活セットで済ませる。炭水化物はお昼に摂ろう。
次のエリアは台所、または厨房スペース。調理器具をセットするところ。
ここは元々、壁の途中からボコッとへっこんだ出窓のような棚、物置スペース?だったのです。
そこを解体してみると、その下のスペースも空いていて。
ここを丸ごと台所に活用しようって算段なのです。
寸法を測って思案して、材料を計算して。
よし、方針は決まった。
ホームセンターでサブロク(3尺×6尺)のケイカルボード5mm × 4、ベニヤ4mm × 2を買ってくる。
このスペースの壁天井の下地になります。
ケイカルってのは珪酸カルシウムの略。
台所だから熱に強い素材なのです。

阿佐ヶ谷はこの週末、七夕まつりでごった返し。
一年で一番この街に人が集まる。
どこの飲食店もいっぱい、ハンバーガー屋たこ焼き屋にまで長蛇の列。
日曜の朝の祭りのメインロードのパール商店街を行って来い、ひとりでゆっくり飾りや張りぼてを眺めながら歩いてきた。
さて、今日も工事しようか。

添付画像キャプション
カウンター上の天井からの吊るし棚。中心4面ないし6面の前面にはメニューボードを吊るす、吊るせるように作ってある。
台所、厨房スペース。ここに取り掛かります。
日曜の朝のパール商店街。
よるべ賞。『たこまつぺろんにょ』だって。陸に住んで足が7本なんだって。

3ヶ月、経ったよ。お店を作りはじめて。週刊になったサンデーよるべ通信も3ヶ月。どうですか、進み具合は。添付の画像を見てどう思う?ぼちぼちじゃん、とか。のんびりしてんなぁ、とか。どっちでもいいよ。オレは納得したいんだと思う。ここはこれからのジ...
01/08/2026

3ヶ月、経ったよ。お店を作りはじめて。
週刊になったサンデーよるべ通信も3ヶ月。
どうですか、進み具合は。添付の画像を見てどう思う?
ぼちぼちじゃん、とか。のんびりしてんなぁ、とか。
どっちでもいいよ。
オレは納得したいんだと思う。
ここはこれからのジンセーの日々の時間を、いちばん長く過ごす場所になる。
そこを自分が愛せる場所になるように作りたいんだよ。
でも時間もお金も有限だよ、日々の妥協もある。
そのなかで出来るだけね、がんばってみたい。
そしてこんなの読んでくれている人っているのかね。
まぁいいさ、よるべ君の工事日記はそんな日々の備忘録だと思って書いてます。
そしてお店が出来たらいつか来てくれるだろう誰かへの手紙だと思って書いてます。
07/26(日)
壁の中から発掘された棚が5つ。
上段ふたつはグラスの収納に。
下段みっつのうち、ひとつ目は2段構成で上段に電子レンジと湯沸かしポットを。
ふたつ目みっつ目は扉付きにする予定。
トイレの収納で作った合板の引き戸方式でいこうか、それとも両開きの扉か。
7mm厚の300mm幅、長さ2000mmの杉板6枚から板取り。
これらは既存のタナ表面の化粧合板の「隠し」に使うのです。
材の一部を丸鋸で34mmに縦引きしていく。
これらは棚の木口の隠しに使います。
丸ノコって「切ってる」んだけど鋸刃の幅2ミリぐらいで「削ってる」から粉状の木屑がハンパない。
だけど合板とは違って杉の無垢材なんでそんなにストレスはない。香りもいいしね。
07/27(月)
板取りカットした材をサンディングして表面をととのえる。
木口にあたる部分の角はやんわり丸めておく。
出来上がりがやさしい感じになるんだ。
イヤホンで爆音のカンディング・レイ(『シラート』のサントラね)を聴きながら。
頭ん中をずっと四つ打ちのベースドラムが脈打つEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)。
あの世から響いてくるような轟音の中でアホになってずっとサンダー掛けしてました。
07/28(火)
ととのった材をオイルステインで塗装。
やっぱりEDMを。これいいな、アタマを使わない作業と相性いいな。はかどる?気もする。
さて、下段の扉無しの二段棚から取り掛かる。
同じような作業が続くときは、出来上がりが目立たないところからはじめる。DIYって作業しながらコツのようなものを掴んだりしていくもんなんです。そうすると後半は目立つところにそのスキルを活かせるっていう。
木口の棚板は溝を掘って大入れ継ぎ、角は45度にカットして留め継ぎ、風(ふう)に見せる。
こういう細工してウソつくの、好きだなぁ。だれにもメーワクかけてないしね。
ふたつ目の棚は扉を付けるので木口だけの処理。
一緒に棚まわりの腰壁板も入れていく。
07/29(水)
上段のグラス棚に取りかかる。お客からよく見える箇所なので慎重に作業をすすめる。
隠しの板材の継ぎ目にできるだけ隙間を作らないよう、いかに自然に見せるかっていうのがテーマ。
薄い杉材は無垢なので反りや歪みがある。ここでけっこう出番なのが手鉋(カンナ)です。
材の端や表面を削って微調整していく。
根の詰まる作業はBGMなし、無音。
集中してるから時間はアッという間に。
もう終わってもいい時間だけどもう少しでこの作業が終わるしな、もうひと踏ん張りと思いつつ、ちょっと思考が鈍ってきてもうガス欠になりそうなのも感じてる。よし、ひと休みしようとコーヒーを飲みながら業務用の木工用ボンドをプラ保存容器に移し替えていたのね。3キロの袋をギューッと絞り切った時ちょこっと指に付いたの、ボンドが。しばらくその乳白色を、ぼうっとを見つめて。オレ、無意識にだよ!ペロッと舐めちゃった。うわっ、苦っ!なんで舐めた?あわてて持ってたコーヒーでうがいしてトイレで吐き出して、もうコーヒーが苦いんだかボンドが苦いんだか、口の中。
ダメだな、今日はおしまい!となりました。とほ。
玉の湯で疲れをいやして一杯飲って、次の日にそなえました。
07/30(木)
寝て起きて、朝はフレッシュよるべ君。
昨日の残り作業に集中して取り掛かる。
棚板と側板の継ぎ目の大入れ継ぎ風の箇所はノミで慎重に掘る。
こういう手道具の作業はキライじゃない。
外枠に合わせてピンタッカーと木工用ボンドで取り付けて、もうすこしで完成ってところでとんでもないミス!
なんとかリカバリーするのに時間が掛かってしまいグッタリ、もう午後いい時間だよ。新たな作業に取り掛かる気力が無い。
寝転がって「中央線 スーパー銭湯」って検索しはじめた。
あれ、今日ラピュタは?あ、観たかったヤツやってるじゃん。今回の戦争映画特集のスケジュールの表紙になってた映画。お墨付きってことね。
1時間後か、じゃその前にジムで泳いでっと。水泳からの映画。すいえいが。からの、の部分の移動距離は100mぐらい。ジムから映画館の。
『戦場にながれる歌』(1965・監督:松山善三)を鑑賞。大戦中の陸軍の軍楽隊に入った若者たちのお話っていう一風変わった設定の戦争映画。編集が音楽映画としてモダンでしたね。カット間に差し込まれた音符のイラストで感情表現するっていう。クライマックスのファンタジー寄りの平和への願いのような演出にホロリ。若き日の加山雄三と児玉清。
よし、今日は仕事のキリがいいからナカウチ、ひとり中打ち上げだ!ってんで奮発して中野の第二力酒造へ。
天麩羅とビール、岩牡蠣と賀茂鶴。ようし、明日からもがんばろう!
07/31(金)
棚祭りはまだ続きます。
次はカウンター後ろの上部の吊り棚。
入口からお店の半ばまで天井から250mm幅の二段の棚を4698mm、ズラーっと作るんです!
けっこうタイヘンかも。
図面を描いていきます。手書きで。
天井から壁づたいに吊るすって構造なので、どこにどうビスを打っていかに強度を担保するかっていうのがキモ。
天井の中の野縁の下地材の位置は把握してある。そして天井板も13mmの厚さがある。壁側には12mmの合板が入れてあるのでどこからでもビスが打てる。
そんなことを考えながら図面描きにアタマが煮える。
阿部さんとこの若手に来てもらって水道管の移設工事。
カウンターの壁裏のスペースを物置にしようと思ってね、高い位置にある水道管を下げてもらったの。
08/01(土)
板取りが決まったら材を数ミリ余裕を持ってカットしていく。
実際に組んでいく時にはミリ単位で調整が必要になる。
ざっくりいうとね、1000mmの材に対してプラマイ2mmまではなんとか許容範囲。3mm以上は違和感がある、修正が必要って感じ。
その分も考慮して板取りの時は3mmぐらい多めにカットしておくのよ。
棚の中板はツラを30mm短くしたいので奥からそのぶん丸ノコで縦引き。
棚の前面にはメニュー表をぶら下げて取り付ける予定なのです。そのメニュー表の厚さぶんってことね。
カットしたらサンディングして表面をととのえる。
材はお客から見える面と見えない面とあるからね、無駄な仕事をしないよう。どっちがツラ(前)なのか、どっちが天(上)なのか、木目と色味、節の位置をみながら判断して決めていく。
来週は吊り棚を取り付けながら組みあげていきます。

添付画像のキャプション
入口側から壁の中の棚の全体。実際の無垢材で組んでハメこんだ棚と化粧合板の表面を薄い板材で隠した棚と、あとで扉を付けるので木口だけ隠した棚と。
隠しの棚板は大入れ継ぎ風。
隠しの木口の角は留め継ぎ風。
ホントの無垢材の棚はシンプルに裏からビス留め。そりゃ組み手でやった方が美しいけど無垢の厚板の溝掘りは時間かかるし、べつにビス留めでも強度は充分だし。そういうところは日々の妥協なのさ。だけどフェイクの棚は組み手風に見せるっていう。そのくらいは遊びたい。てへ。

まっつーり、まっつーり、まいにち愛しきなっにーかーのっ(棚の!)たな祭り、しばらくいろんな棚作りに取り掛かります。飲食店ってのは収納をどこに、どれだけ取れるかってのがホントに重要!あればあっただけベターだけど、見た目との兼ね合いもある。当初...
25/07/2026

まっつーり、まっつーり、まいにち愛しきなっにーかーのっ(棚の!)
たな祭り、しばらくいろんな棚作りに取り掛かります。
飲食店ってのは収納をどこに、どれだけ取れるかってのがホントに重要!あればあっただけベターだけど、見た目との兼ね合いもある。当初、カウンターの上に天井からの垂れ壁(下がり壁)も考えていた。飲食店では一般的だよね。だけど視界が狭くなったぶん開放感は失われる。でも他にスペースないしなあって悩ましいところに、店の壁を解体してみると以前のテナントの棚が出て来たではないですか!これを活用しない手は無いな、ということになり。
07/19(日)
先週末に作った客席後ろの一直線の棚の下に、ハンガー掛けを取り付け。
輪っかの吊り金具を900mmおきにぶら下げて、その中に一本の棒材を通していく。
材は荻窪の店の時も暖簾を吊り下げる芯材として使っていたりしたもの。これ実は荻窪の店を作るときに、解体で天井を剥がしたら出てきた廃材。たぶん昭和の時代の電材としての建材だと思う。2メートルあまりの材を3本、端をダボで繋いで7メートルの一本掛け!この棒のどこにでもハンガーを掛けられる。
夜、よるべ手芸部の打ち上げに声掛けいただいて、西荻のイタリアンでワインとピザを。面々は皆よるべのお客だよ、10人ほどで宴会。
お客どうしで繋がってるってやっぱいいことだよな、そして部活も続いてたり、こうやって元店主もお呼ばれされたりってありがてぇなあ。いつも云うけどさ、よるべが無かったらずっと交わらなかったかもしれないタマシイどうしなんだぜ!駅前ですれ違ってもずっとお互い知らない他人どうしの関係だったかもしれないんだぜ!そういうところ飲み屋って面白いなぁ、やっぱり。今風に云うとサードプレイスっていうの、その効能だよなぁ。なんてワインがぶがぶ飲んで気持ちよくなった酔眼で周りの楽しそうな面々を見渡して、思うところ。
07/20(月)
板材の切り出し。
まずは壁の開口部の棚、ふたつ分。
どちらも元はタダの平坦な壁だった所。壁を解体してみて、裏にスペースを取れる!ということで壁を作る時に棚の枠ぶん、開けておいた。
練馬のホームセンターから買っておいた材は厚さ25mmの幅それぞれ250mm、200mm、150mmの杉の板材。
これらを組み合わせたり、縦挽きしながら作っていくのです。
まずは任意の長さに板取りカット、丸ノコで縦挽き、サンダー掛けまで。
縦挽きは朝、サンダーは夕方。
神経を使う仕事は元気なうちに、頭を使わない仕事は疲れて来た頃にって配分。
07/21(火)
サンディング済みの材にオイルステインを塗装。ナチュラルカラーなので仕上がりは杉の木肌にオイルがしっとり染みた風合いに。
乾くのを待つ間に、新高円寺の青梅街道沿いの建材屋に。チャリで5、6分の距離。お店はさいきん知って重宝してる。何か足りない時に近くにこういう店があると助かる。
棚作りに使う保持力の高いコーススレッドっていうビス65mmと下穴あけ用のキリ形状のドリルビットを。
棚の組み上げ。
まず棚の外枠を四角に組む。
天板と底板で挟んだ左右の側板に上下の外側から木工用ボンドを併用してビス留め。
次に棚板を内枠にビス留めしていく。
ドリルガイドで下穴を開けてから慎重に作業をすすめる。
外側から打ち込んだビス頭はすべて壁の中に隠れる。
棚がふたつ、組み上がるところまで。根が詰まるねぇ。
07/22(水)
組み上がった棚の裏板を9mmの合板で取り付ける。
裏板の表面は、いわば「引っこんだ壁」なので後で漆喰を塗る予定。
アクの浮き出し防止にシーラーだけ先に塗っておく、おこうと思ったら残り少ないじゃないか!今日の分だけ節約して塗ろうとしたけど、やっぱ足りん。あぁ、まだ今後も使う予定なんだから買っておけよ、もう!で、昨日も行った青梅街道の建材屋、クギセイに。(昨日買っておけよ!もう。やっぱり行き当たりばったり)
でもね、いいこともあった。帰りしなに何気なく冷やかした酒屋の日本酒の取り揃えがステキ!店の奥には部屋全体の温度管理をした冷蔵の売り場もあったりして。いずれ仕入れ先のひとつにしようと思う。
裏板を後ろからビス打ちしたら、いよいよ取り付け。
組み上がった棚を壁の穴にボコっとハメて、あらかじめ開けてあるダボ穴から下地にビスを打ち込む。下地は元からある間柱や後から足した材もある。慎重に位置を調整して棚板の前面は壁から7mm出して固定する。ダボ穴にダボを打ち込んでビス頭を隠して、飛び出ている部分をカットしてヤスリで慣らしたらひとまず完成!ふう。
幅803mm×高さ647mm×奥行き200mmの三段の棚。
ここにはいずれ食器を収納する予定。
07/23(木)
二つ目の棚を壁に嵌め込もうとした時、おりてきた!アイデアが。
この棚ね、寸法が幅402mm×高さ1822mm×奥行き125mmで、奥行き浅くて高さがある四段のつくり。
用途は決まってる。一升瓶が一段に3本づつ、12本収納する予定。
ただ奥行き125mmに対して一升瓶の直径は105mmで、あまり余裕は無い。
前面に落下防止のバーを取り付けよう!ということになり。
探しました、ネットで。
ありました、真鍮の棒材。
直径6mmで長さ395mm、ちょうど両サイドの側板に収まる長さ。
すぐポチった。届くまで棚の取り付けはペンディング。
その次の棚の準備に取り掛かる。
まだまだ、棚祭りは始まったばかりなのです。
07/24(金)
さっそく午前中に届いた真鍮棒を一升瓶棚の前面にドリルで側板に穴を開けて通していく。
棚全体を開口部にハメこんで固定していくって過程は前回と一緒。
やっぱり前っツラは7mm壁から出してっと。
この7mmが大事なの。よるべの7ミリ。こんど説明するよ。
さてお次は壁の中から出てきた(昔のテナントの)棚シリーズです。
上段ふたつ、下段みっつの五つの棚。
27mm厚の化粧合板で作られた棚。
中の棚板はダボねじで止める任意の高さに変えられる方式。
まず、上のふたつに裏板として9mmの合板を入れていく。
元の2mm程度の薄い裏板がもうベコベコに弱っているのと化粧合板の表面にはツルツルで漆喰が乗らないのと。
仕事終わりのジムでひとっ風呂あがりに徒歩30秒、ラピュタ阿佐ヶ谷に。
『蟻地獄作戦』(1964・宝塚映画)を鑑賞。
仲代達也と佐藤允の俳優座同期の愚連隊シリーズ共演!はぐれ者クセ者たち決死隊の大冒険!第二次大戦の北支戦線が舞台の戦争エンターテイメント。めっちゃ面白かったー!
もちろん整理券は朝、現場を抜け出して(まぁひとりだから抜け出すもなにも)ゲットしてベスポジ席を確保。
近くにステキな映画館があるっていうアドバンテージとシアワセ。
07/25(土)
壁から発掘された棚シリーズの内装のポイント(そう決めた方針)は元の化粧合板の表面を隠して、表面に薄い無垢の板を貼っていかにも無垢の板材で棚を作りました!って見せるかってこと。
外枠の位置は決まっているので、棚板の枚数と高さを決めます。
そのためには何を入れるか、どのくらいの高さか、を想定しておかなければ。
上の段のふたつの棚にはグラスを収納する予定。
ビールグラスや天板から金具に引っ掛けて吊るす足付きグラスの高さなんかを計算して決めていきます。
既存の化粧合板の厚さが27mm、それを覆って『隠す』板材が7mm、合わせて34mm。この34mmを基準として枠を作っていきます。
まだまだ来週以降も棚づくり、棚まつりは続きまーす。
まっつーり、まっつーり、まいにち愛しきなっにーかーのっ(棚の!)

添付画像キャプション
同ポジの全体の進捗。
棚ぜんたい。カウンター内の後ろ壁。
食器棚、今は電動工具だな。
一升瓶だな四段。前面の真鍮棒が見えるかな。

昔から、子どもの頃から遅い、物事をすすめるのが。夏休みの自由工作なんて休み中に出来たことがない。やらない訳ではないけれど、時間が掛かってしまう。遅れて提出する頃にはもう季節は変わっていたり。美大の卒業制作もそうだった。16mmフィルムで映画...
19/07/2026

昔から、子どもの頃から遅い、物事をすすめるのが。
夏休みの自由工作なんて休み中に出来たことがない。やらない訳ではないけれど、時間が掛かってしまう。遅れて提出する頃にはもう季節は変わっていたり。
美大の卒業制作もそうだった。
16mmフィルムで映画を撮ったんだけれど、卒業制作展から半年ほど遅れて完成した。当然、卒業もそのぶん延びた。ちなみにそれまで16mmのカメラなんて触ったことも無かった。
荻窪のお店を作った時もそうだった。
銀行にお金を借りる時の事業計画書には工事期間は3ヶ月として提出した。(自分で工事するとは書かなかった)どんなに掛かっても半年くらいかなって思ってたけど10ヶ月経って1階が完成してやっとオープンした(2階は工事半ばのまま)。ちなみにそれまで工具なんて触ったことも無かった。
いつも、やっぱり遅い。だけど、遅いことをあんまり気にしたことは無い。
そして時間を掛けてがんばったぶんだけ、あとでギフトとして返ってくるっていう事も体験的に知っている。
自由工作は好きだった子に褒めてもらえたし、卒業制作はコンペで賞を貰ったりそのツテで映画業界に潜りこめたし(まぁ結局モノにはならんかったけど。ジンセーのチャレンジは出来たさ)、荻窪の店は11年続けられたし(立退がなければもっと続けられたけど!)、その繋がりでいま阿佐ヶ谷に新しいお店を作ることが出来ているし。
なにをやってるんだコイツは、なんてみなさん焦れているかもしれませんが。ウサギと亀の例えもあるさ、ちょっとずつは進んでいますよ。よるべ君のマイペース、亀の歩みでね。
07/12(日)
タカちゃんトイレの内壁、仕上げの2回目塗り。
おとといタナちゃん、田中くんが塗ってくれた中塗り面は乾いて見て大丈夫、アクは引いて来てない。シーラーが効いたね。
トイレ周りの動線がカブるので、こっちは練った漆喰ネタをちょっともらって壁の端にマスキング剥がしで細かく空いた隙間を埋めたり、カウンター後ろの棚の木口部分(解体時の加減で凹んでいたりで水平垂直が出てない)を埋めたり、慣らしたり。細かい調整作業。
タカちゃんは早めに終わって畑、自家農園へ。
日暮れに待ち合わせて西荻の戎、北口店へ。昔からキタグチ派です。
おじさんふたりはイモ焼酎でW杯の話とかありきたりな。
気がつくとまわりは男女の連れ客ばかり。若者から年配まで様々な、シアワセそうな。
あぁ、日曜の夜にここに来る男女って分かってんな、いいな。こんど誰かニョショウと連れだって来たいな、と酔眼で思う。いやぁ、ハードル高いな。安酒場に連れてきやがって、と思われたら終いだもんなぁ、分かってくれる人いるかなぁ、いやむしろ「分かってから」来るんじゃないか?と思いは巡り。ごめんタカちゃん、W杯の話が上の空。
帰りにJA高崎ことタカサキ農園の採れたて野菜をお土産に貰ってめっちゃうれしい!枝豆に胡瓜にトマトに葱。(どれも香りが良くってすげー美味しかった!)
07/13(月)
いよいよ現場が暑い!阿部さんに借りた業務用扇風機の目盛りを強に上げる。ウルせーからイヤホンで音楽を聴きながら作業。最近よく聴いてんのはBALTHVS(バルス)っていうコロンビア出身のトリオ・インストバンド。サイケデリックでチルなサウンドが頭ん中に涼しい。
持ち越したトイレ前廊下の照明処理、当初のダウンライトではなく引っ掛けシーリングに変更して「遊ぶ」ことにした。なにかアンティークの電笠を取り付けよう!天井貼りはそのままトイレ内へ。サネ加工のないタダの板材なので反ったり節の加減で歪んだり、どうしても並べていくと隙間は出来る。細かくは気にしないんだけど大きな隙間は材を削って調整していく。サンダーやグラインダーの電動工具、手カンナや鉄ヤスリを動員して。天井の真ん中あたりまですすんで、ちょっと面倒な材にぶつかる。そこで根気切れ。明日の朝、フレッシュな自分にお任せしよう。
07/14(火)
フレッシュよるべ君は朝からサクサク天井貼り、トイレの中まで終わったー!そしたらトイレの換気扇の取り付け。天井のラインと並行を合わせて。ライティングレールが届く。3メートルが2本、そのジョイント、フィードインキャップ(電源の引き込み)、天井と色味を合わせてオフホワイトをチョイス。3メートルもあると基本はステンレス製(だから電気を通すって構造)なので重たい。自重でタワむので手で押さえながらビス打ちは難しい。そこでやっぱり活躍のポールキャット、撮影器具の突っ張り棒。レールの重心、真ん中を天井に仮押さえして両端からあらかじめマスキングテープでマーキングしたラインに合わせてビス打ち。テープはそのまま隠れるのでその上から。ラインの真裏には30mm幅で40mm厚の下地の野縁材が通っているので、照明を吊り下げても大丈夫。そしてそのラインはちょうどカウンターの中心の真上を通っているのです。レールを取り付けること自体はサクッといったけど、ここに至るまで色々と計画して段階を経てやっと形になったのです。真っ直ぐ天井に入ったレールを見てじんわり。
お風呂の前に久しぶりにジムで泳いだ。ほぐれたなぁ。水着は現場に置いてある。
身体も軽くなって下りの中央線で武蔵小金井まで。旧い知り合いのやっている飲み屋に。
よるべ君がむかし吉祥寺に住んで毎晩ハモニカ横丁で記憶を無くしてた頃に、その界隈で知り合ったひとまわり年若の飲み友達が店主さ。
『シラート』の話で盛り上がる。BGMに彼が選曲してくれた映画のサントラ、カンディング・レイの不穏な重低音がお店に鳴り響いて。他のお客に迷惑だろ!はは、楽しかったー。調子に乗りすぎて飲み過ぎる前に帰ろ、わ、財布忘れた!バイトの子が機転を利かせてPayPayの送金処理で対応してくれる。助かったー。
07/15(水)
朝、出掛けにエレベーター前まで来て、あ、時計忘れた。取りに戻ってベッド周りを見ると無い。あれ、後ろに落ちたかなって覗き込んだ所に。ドバドバっ!白いベッドシーツに茶色い染みが広がっていく。アワアワ!肩がけのトートバックからペットボトルの蓋の閉まっていなかったコーヒーがこぼれた。漫画かよ!すぐシーツを引っぺがして洗濯機へ。もう。
ゲン直しに着替えて出勤。というのもこの日に着ていたのがね、タンスの奥から出てきたむかーしよるべ君が助監督で現場に参加した映画、しかもお蔵入りになって公開されなかった映画のスタッフTシャツだったの。自分でもなんでそれを着たのか何の気まぐれか分からん。ゲンくそわるい!そいつはタンスの奥に押し込んで、タナカ君のお下がりの琉神マブヤーTシャツに着替えた。神明宮参りではいつもより多めにお賽銭。よしっ。アップルウォッチは現場にあった。
客席うしろの壁にレーザー墨出しで棚のラインを出してマスキングでマークする。
下地の野縁材が垂直に交わるところにも600mmピッチでマーク。ここに棚受け金具が入る。材も金具も荻窪の店のリユース。
金具を真鍮風に塗装。ゴールドのラッカー塗料3回塗りにアクリルガッシュの焦茶を重ねてすぐ拭き取る。こうすると、茶色が塗装面の凹んだところに残ってエイジングされた風。金色が具合が気に入らなくて色々試したんだ。けっきょく選択したのは100円ショップのラッカースプレーでした。
しかし現場が暑い!塗装中はホコリが舞うので扇風機もオフで汗がダラダラ。塗料もシンナーくせーし頭がクラクラ。仕事あがりはビリビリの電気風呂の玉の湯で。風呂あがりはグビグビのビールを四文屋で。ドバドバっとコーヒーこぼしてはじまったいち日もなんとか持ち直したかな。
07/16(木)
この日はやっと空調工事。
スペック高め(値段も高め)のエアコンを選択したおかげで室外機が大きくて重い。
3人がかりで屋根上げがはじまったみたい。
おぉ、絵になるかも、って呑気に写真撮ってたら。
すいませーん、ちょっとここ押さえててもらえますか、って手伝い頼まれちゃって。
オレのこと暇そうな工務店のおっさんかなんかだと思ってるだろ!まぁ大体そうだけど。
あぁ、はいはい、つって手伝ったけど。
こっちはそんな工事の様子を横目に棚工事の準備。
棚の設計図の見直し。手書きだと寸法間違いが多い。
うーん、CADでやる?
エアコン工事終わって試運転。
わはぁ、めっちゃ涼しい風。
夏本番前に間に合ってよかった!
07/17(金)
朝の神明宮参り。鎮守の森で油蝉が鳴いている。今年初めて聴いた。いよいよ夏なのね。
現場についてコーヒー飲んでたら作業机にカマキリがひらり。
ヘイユー、どっから入ってきたんね。
綺麗なハラビロカマキリの幼生だ。
そっと握った掌の隙間に捕まえて近くの叢まで行って放った。
ヘイユー、がんばって生をまっとうせーよ。
むかし下っ端の助監督だったころ、スクリプターのおばちゃんからマツモトってなんかに似てるよね、って現場中から云われてて。
こっちはなんかってなんすか!だよ。いや、なんかなのよ、それが出てこない、ってやりとりが何度かあって。
撮影の打ち上げのとき、マツモト!わかったよー、なにに似てるか。え?なんすか。「カマキリ!」うふふ。ズコッ!!(オレ)。
ズッコケたのち、でもイヤな気分はしなかった。子どもの頃から好きだったんだよ、カマキリ。好きだから似たのか?
最近、昔のことをよく思い出す。夏って感傷的な季節だよなぁ。いや歳のせいか。
客席後ろの棚の取り付け。
幅200mmで長さ1820mm の杉板を3枚、それぞれ棚受け4つで下から支える予定、を直前に変更。両端は下から、中ふたつは上から吊り下げに。
吊り下げは金具の厚さ分、棚上の物が引っ掛からぬようノミで板の表面を掘りこむ。
鑿の刃を時間を掛けて研ぎ直し。気持ち良い切れ味に。
夜、学生時代のバンドメンバーの先輩ふたりと待ち合わせて高円寺で飲む。
店主はやっぱり学生時代の同級生が営む小料理屋「休(きゅう)」。
暖簾まで、べちゃべちゃ喋って食べて飲んで、楽しかったな。
人って変わらんなと思ったり、おたがい歳をとったなと思ったり。
あぁ、おれこの人たちやっぱり好きだったんだな、って再確認しながら飲める酒ってシアワセだよな。
そして「休」、名店ですよ。
07/18(土)
エアコン、風が当たるところは確かに涼しいんだけど、現場が冷えん。
壁の棚になるところとか開口部があってどんどん冷気が抜けていく。
ビニールシートで隙間を埋めてみると快適になった、冷える。当たり前か。
早く棚を作って埋めなきゃ。
客席後ろの壁の棚の取り付け。
棚受けが通行の邪魔にならず手を伸ばして物の乗り降りを考えた上で、カウンター後ろの棚とも高さの面を合わせた。これで全体のバランスも取っておく。
一直線にみなさんの、お客の頭上に1820ミリ× 3本、5.46メートルの壁棚が入りました。
強度も上下の棚受けでしっかり取れている。
うん、いい感じだ。

みなさん、現場に様子を見に来てくださったり、差し入れいただいたり、ホントありがたい。
ご見学、ひやかしはいつでも歓迎です。
ですが!
エアコンの冷気が逃げるんで、シャッターはほぼ閉めてます。
スマホの電波が入らんので下5センチぐらい開けてる。
ですんで目安は100パー閉まってたら不在、ちょこっと開いてたら中で作業してます。
そん時はご遠慮なくシャッターをノックされるなりしてお声がけくださいねー。
ではまたっ!

○画像キャプション
入口向け全体の。左上の客席後ろの壁棚、左奥の客席に吹き下ろす場所にエアコン。
トイレ周辺の天井板貼り。
腹広カマキリ。
タカちゃん農園の恵み。完食しましたよー。

住所

上荻1-6/11
Suginami-ku, Tokyo
167-0043

営業時間

月曜日 18:30 - 01:00
火曜日 18:30 - 01:00
水曜日 18:30 - 01:00
木曜日 18:30 - 01:00
金曜日 18:30 - 01:00
土曜日 18:30 - 01:00

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