26/01/2026
今日、お店の最後にスピーカーの搬出を終えました。
Duck22をオープンしてから11年弱。
この場所では、本当にたくさんのお客さんや仲間と、同じ時間を重ねてきました。
仕事帰りにふらっと立ち寄ってくれた夜。
誰かの節目を一緒に祝った日。
何気ない会話や、笑い声や、静かな時間。
きっとそれぞれの中に、思い出の形は違っても、
Duck22で過ごした時間が、少しずつ残っているんだと思います。
お店の最後には、想像もしなかったほどたくさんの方が来てくれて、
その顔を見ていて、
この場所が、ただの「店」じゃなくて、
誰かの居場所のひとつになれていたのかもしれない、
そう思えたことが、何より嬉しかったです。
良いことばかりではありませんでした。
それでも、こうしてたくさんの方から励ましの言葉や、
「次どうするの?」と声をかけてもらえて、
この11年弱が、ちゃんと誰かの時間の中にあったんだと、
胸がいっぱいになりました。
本当に、感謝しかありません。
閉店後の蚤の市では、
たくさんの仲間やお客さんが、
Duckや阿飛流、巣王ゆかりの品物を連れて帰ってくれました。
また別の場所で、その道具たちが使われて、
そこでも新しい時間が生まれていくんだと思うと、
なんだか、この店の続きが、まだどこかで続いているようで、
それが、たまらなく嬉しかったです。
改めて、飲食店って、
人の人生の一場面に関われる、
本当に素敵な仕事だなって思います。
Duck22としての物語は、
ここで一旦、幕を下ろします。
これからのことを、たくさんの方に聞いていただいていますが、
正直、今はようやく、ひとつの長い時間が終わったところです。
この先の出店の予定は、今のところありません。
しばらくは、本業のデザインの仕事と、
カメラ撮影の仕事に集中しながら、
また心から「やりたい」と思えることに、
正直に向き合っていこうと思っています。
Duck22で過ごしてくれたすべての時間に、
そして、この場所を一緒につくってくれたすべての人に。
心から、ありがとうございました!
中島 徹