12/06/2026
60年前の6月12日、
バーボンウイスキー専門店 十年が開店しました。
10年の下積みを経て、
29歳で大阪北新地でビルの2階の小さな店をオープン。
北新地本通りで、和号の店名で、
誰もやってない店をしたい!
当時はスコッチ全盛期。
バーボンはまだ日本市場に2%しかなかった時代。
バーボン専門店を始めたました。
アメリカ領事館と組んで、
日本バーボンウイスキー普及協会を設立。
まだ並行輸入の少ない時代、
アメリカと行き来しながら、
紆余曲折ありながらも、
お客様に支えられて、
軌道に乗せていきました。
ケンタッキー州の名誉市民にもなりました。
ジムビームが飲みたい、
ジャックダニエルが飲みたいなど
銘柄をいうと10種類以上のボトルが出て来て、
うんちくが始まります。
メーカーズマークは誰が蝋付けしてるか、
昔はボトルを見て、職人の名前まで当ててました。
「女には本当の意味で酒はわからない。」という、
マスター。
海外赴任や転勤から戻られたからと来てくださったり、
20代の頃、上司に連れて来られた人が、
結婚し、お子さんが20歳になったからと
一緒に来てくださったり、
芸能人や政治家もですが、
某世界規模の社長達も、
若かりし頃、来てくださっていたり、
10年、20年、30年単位でのお付き合いも多くいてくださいます。
33年経って、
もう少し大きな店を
新地本通の1階、それも奥でなく、
本通りに面した物件を探すこと2年、
1から作ったお店。
1階はビルの顔だからと、30人断ってきたビルオーナーが、今までの北新地での実績とマスターを気に入り、貸してくれることになり、26年前に引っ越し、その後増築。
最初の店では、
カウンター4列に置いていたバーボンを、
今の店では、雛壇で作った壁一面の棚4段に、
1列、2列、3列、4列ウイスキーが収納でき、
さらに地袋に至るまで、
全てのカタチが色々な瓶を収めることができるようになりました。
900種類のバーボン。
900本ではなく、900種類。
ボトルキープはしません。
今の店になり来てくれた笠岡マネージャー、
長男も2年前から加わったとはいえ、
1代で59年。
今でも「マスター生きてるか?」と、
お客様が来てくださいます。
色々な生き方がありますが、
生涯現役でいれることの有り難さ!
もちろん、新地最高齢です。
もちろん、昔ほどの切れ味はありませんが、
老成したからこその存在がそこにはあります。
60年目を迎えて、
1日1日をお客様との一期一会の時間を、
まだまだ味わいたいと思います。
今までありがとうございます。
そしてこれからも、あなたの人生の止まり木に、
バーボンウイスキー専門店 十年がありますように!
これからもご愛顧、よろしくお願いします。