24/04/2026
めずらしく長文です。
失礼いたします。
今週、その日はもう開店からずっと忙しくて、やっとたどり着いたラストオーダーの時間を10分くらい過ぎたころ。
閉店まで30分もない…そんな時間に入店して来たお客さまが、入口から私のところまで慣れた足取りでまっすぐ歩いて来て、「お久しぶり。」と言いました。
何となく知っているお顔でしたが、名前が出て来ない。すっかりそんなお年頃な私…。
と、悲しむ間もなく記憶の引き出しをこじ開けようとしていると、(あれ?思っていた人とは違うかも…?!)と、最初の疑問の答えが出ないまま、さらに疑問がもう一つ増えてしまう結果に、ラストオーダーのお料理も相まって頭の中が大混乱。
えぇい!ここは正直に!
と意を決めて、「お名前を聞いてもいいですか?」とお伝えして、もちろんお名前を教えてもらったのですが…。
(あっ…!!)
と思ったものの、例えば会社名とか、例えば好きだったおつまみとかお酒とかお連れ様の名前とか、そういったことまで思い出すまでには至れず、結局お帰りいただいてしまいました。
その夜から今日までずっと気になって、あれこれ思い巡らせて、まだまだですがやっと少しずつ思い出して来ました。
前にいらしたのは、
コロナ後とか前とか、
先代が亡くなってからだったかとか、
そんな感じではないですね。
父はもちろん生きていたし、
私は週に2回だけ、頭の悪そうなツインテールでホール係をしていた頃、以来。
たぶん、20年近くぶりだったのではないでしょうか。
まだいろいろなことが思い出せないままですが、あの頃はご来店いただくと、父が「Aiちゃんが来たぞ。」とニヤッと笑って、私はこんな風に伝票を書いていたことを思い出しました。
本当にお久しぶりです。
あの笑顔は、きっと何かSNSで私がこの店を継いだと知って来てくださったんだと思いました。
全然変わってませんでした。
ただ、20年の月日の分だけ私の脳が老化してしまっていました。すみません。本当にお引き止めしなかったことを、今もとても後悔しています。またチャンスがあれば、また来てくださればうれしいです。
そしてこれからはお料理だけでなく、記憶力も精進します!
どうか本当に読んでいてくださいますように。
そして、まだまだ元気にこれからもお店を続けていけますように。
真夜中、突然の長文失礼いたしました。
おやすみなさい。