17/07/2026
【この夏、放光寺の所蔵品が国立博物館に展示されます!】
山梨県を代表する真言宗の古刹である放光寺。
そこで古くから守られ、受け継がれてきた木造愛染明王坐像(国・重要文化財)、法隆寺金堂西壁阿弥陀三尊図写(甲州市指定文化財)がそれぞれ国立博物館の特別展に出品されます。
夏休みの思い出づくりなどに、訪れてみてはいかがでしょうか。
この機会にぜひご覧ください。
詳細はこちらから♪
https://www.city.koshu.yamanashi.jp/docs/2026071400011/
〈展示情報〉
○特別展「空海と真言の名宝」
東京国立博物館にて、木造愛染明王坐像(国・重要文化財)が展示されます!
場所:東京国立博物館平成館(東京都台東区上野公園13-9)
期間:令和8年7月14日火曜日〜9月6日日曜日
○特別展「南都仏画-よみがえる奈良天平の美-」
奈良国立博物館にて、法隆寺金堂西壁阿弥陀三尊図写(市指定文化財)が展示されます!
場所:奈良国立博物館(奈良県奈良市登大路町50番地)
期間:令和8年7月18日土曜日~9月13日日曜日
〈展示される文化財について〉
○木造愛染明王坐像(国・重要文化財)
天に向かって弓を引く「天弓愛染明王」といい、全国にわずか3体しかない貴重な仏像で、その中でも最も古い12世紀後半に製作されたものです。
造形の特徴から本尊の大日如来像(国重要文化財)とともに京都を中心に活躍した仏師集団の円派が製作したと考えられています。
明治39年(1906)に国の重要文化財に指定されました。
○法隆寺金堂西壁阿弥陀三尊図写(甲州市指定文化財)
嘉永5年(1853)に京都知恩院住職の養鸚徹定(うかいてつじょう)等が作成した、奈良・法隆寺金堂西壁阿弥陀三尊像の模写で、平成5年に甲州市指定文化財になりました。
飛鳥時代に描かれた当時の金堂壁画は損傷があったため、欠損箇所を復元的に描き、鮮やかに着色を施した作品です。現存する金堂壁画の模写としては最古のものであり、現物の金堂壁画は昭和24年(1949)の火災で焼失してしまった現在においては極めて貴重な資料となっています。
放光寺へ寄進されたのは慶応3年(1867)、養鸚徹定によるものです。その経緯は中萩村(現在の甲州市塩山)出身で江戸幕府の役人を勤めた真下晩菘(ましもばんすう)が放光寺に五百羅漢画像を寄進したことに養鸚が深く感銘し、その本尊として金堂壁画の模写を寄贈しました。