03/08/2026
行燈が灯る頃、銀座は昼の顔をそっと脱ぎ始める。
足音は少しゆるみ、言葉は少しだけ本音に近づく。
扉をくぐれば、カウンターには酒の気配があり、棚の瓶々が今宵の相談相手のように並んでいる。
まずは瓶麦酒を一本。
琥珀色がグラスを満たすにつれ、今日という一日もようやく仕事の手を離れてゆく。
大げさな宴でなくていい。
ほんの一杯、誰かと話す時間があれば、夜はそれなりに機嫌を直す。
銀座8丁目、コリドー街。
帰る前に寄る店。
お酒好きがつくった酒場。
銀座酒場マルハチ
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