04/12/2013
皆様にお礼とお詫びを申し上げないといけない時が参りました。
ダイニングバー&カフェ M9(エムナイン)は12月26日を以て閉店する事になりました。
オープン以来2年と4か月。ご来店頂きましたお客様、また、ご支援頂きました方々、そしてスタッフの方々、本当にありがとうございました。
思えばこの小さな店に、北海道から沖縄、海外からのお客様の含め、延べ1万5千人にも上るお客様にご来店頂き、本当に感謝しております。
オープン時から“癒し”をテーマにブランコを置き、夜景、花火大会、季節ごとのイベント、スポーツ観戦、忘年会、誕生会、街コン、オフ会、披露宴、2次会等、皆様と共に歩み、そして、皆様に支えて頂いた2年4か月でした。
〇お客様の思い出としましては、写真をお撮りさせて頂いておりました。
皆様には申し訳けなかったのですが、素敵な笑顔の写真2013年分は、店頭に貼らさせて頂いておりました。
これらの笑顔を見る度に“店をオープンして良かった”そして、“お客様に喜んで頂けた”と自負しております。
また、拙い私の接客でお客様とお話しさせて頂き、皆様のお顔を拝見する度に、笑顔に支えられ、勇気づけられ、また“美味しかったです”の言葉に励まされ、ここまで営業することができました。
営業中の事で一番難しかった事と言えば、料理の提供時間、メニュー作り、来客数の予想です。
料理の提供時間では、仕込みのバランス、原価と在庫のバランス、労力と人件費のバランス。すべて予想から始まることです。この予想を外すとそれぞれのバランスが崩れてきます。
メニュー作りではお客様のニーズに合ったもの。
味に関してはそれぞれお客様の生まれ育った環境が違うため、十人十色、千差万別、皆様違います。
味の濃い人、薄味が好きな人。当店では、基本的には、女性のお客様が多かった事もあり、最終的には薄味に統一させて頂きました。
ただお酒好きの方、男性の方には、味を濃い味に調整させて頂いておりました。
このお店独自のもの、付加価値を付ける。お客様の満足は当たり前、感動して帰って頂く為の、季節ごとの料理、新商品のメニュー作りを行って来ました。
決して当店の味は“これ”って1本化はしませんでした。
来客数の予想では、広告、宣伝、看板、ネットワーク、SNS等を通じて媒体様にご協力をお願いしてきました。時にはキャパーオーバーになり、何時間もお待たせして、大変ご立腹され、時には予約をお受けしていて、提供時間がずれ込み、予約の常連様に他店様に行って頂いた事、入店できなくてお帰り頂いたお客様、本当に申し訳ありませんでした。
〇次にいつもご支援頂いておりました前会社の仲間達、OBの方々、幼馴染、同級生の方々、常連のお客様、いつも気に掛けて頂いて、ご来店頂いておりました。皆様のお顔を見る度に勇気づけされておりました。時には涙が出そうになった時もありました。
本当にありがとうございました。
〇次に私一人では到底営業し続けては行けなかったのでご協力頂いた総勢40名のスタッフの皆様には本当に感謝しております。
私は自分に厳しい分皆様には大変厳しい指導をしてきました。
また、勤務中は親御様からお預かりしている。と言う気持ちも強かった為、仕事を通じて皆様が成長していく姿を親御様に見て頂きたかったのです。
新商品の開発、季節ごとのメニュー作り、イベント、それぞれの知恵を出し合い、テーマを持ち実行して参りましたね。また接客では、俳優であり、女優である事、恥ずかしい事など何も無い、他の店に無い接客、お客様に感動して帰ってもらう、自分のお客様を作る等、いろんな事を目標に設定しましたね。今、これらの事が役に立っている。と信じております。
〇そして、お店をオープンした事により一番苦労を掛けたのは、やはり家族でした。
時には3日寝ていない、また、3日寝ていない、朝になってしまった。何日も帰っていない。そんな精神状態でも、家に帰ると余り話はしませんでしたが、不思議に爆睡しておりました。色んな事に覚悟を決めて、命張って、始めた事業でしたが、別離となると、流石に落ち込みました。今となれば、後悔の仕様がありませんが、申し訳ありませんでした。
最後になりましたが、皆様にお会いできて本当に良かったです。
色んな感動をありがとうございました。
そして、私自身を成長させて頂きありがとうございました。
「我が人生に悔いは無し」
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす」
中島みゆき「そんな時代もあったねと、いつか話せる日がくるわ~」
ダイニングバー&カフェ M9 エムナイン 中安誠紀