22/04/2026
この度、過去と現在をつなぐ架け橋として、一枚の肖像写真を皆さんに共有できることを深く誇りに思います。
私は古き良き伝統を保存することの重要性を固く信じております。しかし、伝統とは決して静止したままの遺物ではありません。今回、この写真に彩色を施したのは、先祖たちが生きた時代をより鮮明に、現代の視点から蘇らせるための一つの試みです。
この着色という行為は、過去を書き換えるものではなく、むしろ祝福するためのものです。色を加えることで、モノクロでは隠れていた質感や細かなニュアンスを感じ取り、私たちの歴史をより身近に、より力強く感じることができます。私たちの根底にある歴史は、今もなお鮮やかに息づいているのです。
甲賀流和田派の十五代目若師範として、この唯一無二の遺産を守り抜くことが私の使命です。一つ一つの所作、技術、そして教えは、何世紀にもわたる歴史を結ぶ大切な糸です。この肖像画に色を灯すことで、これまでの系譜を称え、次世代の方々が私たちの共通の遺産を大切にし、発展させていくためのインスピレーションとなることを願っています。
モノクロとカラー、両方の写真を通して、私たちの歴史の感情と豊かさに触れていただければ幸いです